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幸福度を2倍にする方法
ちょっとした心がけで、幸福感を今よりも2倍強く感じられるようになる方法があります。
それは自分で自分の意見を決めるということです。実にシンプルですね。
これは以前話した自己決定は自信の形成に繋がるということもあるのですが、それよりもとにかく端的に言って人間は自分で物事を決めるのが好きな性格なのです。好きなことをしていると気分が良いので幸せ感が倍増していくという感じです。
なので、まずは好きなことから手をつけて、積極的に行動していく習慣を持ちましょう。自分から行動していくことが習慣になるにつれて自然と幸せを感じている時間が長くなっていきます。
・他人まかせをしてはいけない理由!責任転嫁はメンタルに悪影響。自己選択の心理学
言いなりになっているとやる気がなくなる
私たちは他人の言いなりになるとストレスが溜まるだけではなく、作業そのものを楽しめなくなってしまいます。自分でやっていることでもなんだか他人事のように感じてしまうようになってしまうのです。
すると、「どうして自分のことでもないのにここまで頑張らなければいけないのだろう?」と考えるようになってしまい、仕事や勉強に身が入らなくなっていくという悪い流れになってしまいます。
そして、その影響は本人の心理にも影響し、仕事や勉強が求められたようにこなせないことで自信を失ったり自分を不必要に攻めるようになってしまうのです。
・やってはダメ!自信を失う行動と考え方。勇気を持つための心理学
自分で物事を決めていくだけで幸福度が2倍になる!
これを防ぐために自分で責任を持って行動していく必要があります。つまり、自分で自分の人生を設計して行動していくことは、単に幸福度を高めるためというだけではなく、メンタルの不調を防ぐためにも不可欠な行動なのです。
カナダ、アルバータ大学のウォール博士とエンズル博士は、自分の意見を持って主体的に行動するようになると幸せな感情が2倍になることを突き止めました。
どうやら私たちは他人に決められたり指図されるのは脳の構造上、性に合わないようです。しかし、自分で物事を判断することで幸福度が2倍にも高まるのならこんなに良いことはありませんよね。
・責任を持つようになると能力が上がる。仕事を成功に導く、自己成長の心理学
自分で決める人は他者からの評価も上がり成功する
さらに自分の意見を持って主体的に行動することには大きなメリットがありまして、自分の心理の調子を整えるだけでなく、他者からの評価も上がるということがわかっています。
ちょっと想像してみてほしいのですが、何事も主体性を持って自分から行動し、作業を楽しんでいる人がいたら魅力的な人だと感じますよね?なんか良い人そうに見えますよね?この心理がまわりの人たちに働くのです。
つまり、主体性を持って行動することで他者からの評価も上がり、作業それ自体の評価も上がっていくのです。積極的に行動する人が成功する法則と同じですね。
自分で決めるようになると前向きになれる
他人の意見に流されたり任せたりせずに自分で考えて行動していくことは、何事も前向きに楽しめるようになるためにも重要です。こういった習慣は最初は苦手でも、行動していくうちに慣れていきます。
自律性は、人生の一瞬一瞬の楽しみを増幅させるのです。
もちろん、自分の行動に責任を持つということは、それだけプレッシャーを感じる場面も増えていきますので、自分に感情コントロール能力に合ったレベルの影響力を持つ行動を主体的に選んでいくことも大切です。
一言で言うと、まずは簡単なことから自己選択を始めようってことです。
・あなたの人生を劇的に変えるかもしれない小さな変化の起こし方
小さな選択でも自己選択をすることで2倍の幸せを手に入れていきましょう。成功体験というのは雪だるま式に大きくなっていくものです。ですから、たとえ最初は結果が小さくても、行動を自分から起こしていくことが大切なのです。