くるちょろ心理学研究所

心理学・医学・経済学の研究論文の解説と考察をしています

びっくり!早起きは科学的に正しくなかった

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  • 早起きで能力が上がるのは少数派!
  • 多くの人は午前8時前後に起きる
  • 早起きはそこまで役に立たない?
  • 人口の半数以上は2~3時間の睡眠不足!
  • 慢性的な疲労感とがん発症リスク
  • 早起きが奨励されるようになった理由
  • 参考資料

  

早起きで能力が上がるのは少数派!

 

クロノタイプと早起きに関する話は何度か解説してきていますが、今の結論としては「早起きする人の方が少数派である」ということです。

 

これは「早起きができる健康的な習慣を持った勤勉な人が少ない!」という意味ではなく、「そもそも遺伝子的に早起きでパフォーマンスが高まる人は少ない!」という意味です。

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社会的時差ボケが起きている人は依存症になりやすい

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  • 社会的時差ボケと病気
  • 夜型の人はメンタルを壊しやすい
  • 夜型の人は依存体質になりやすい
  • 睡眠不足がとにかく危険
  • 夜型の人は倦怠感が強く、活力が少ない
  • 参考論文

 

社会的時差ボケと病気

 

以前にクロノタイプと社会的時差ボケについて解説しましたが、今回は社会的時差ボケと病気との関連性について解説していきます。

 

簡単に振り返りますと、社会的時差ボケとは「クロノタイプ(体内時計の型)が社会のリズムと合っていないことで起こる時差ボケ(睡眠不足)のこと」です。

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コーヒーを絶対に飲んではいけない3つの時間帯を解説

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  • 起きたばかりでコーヒーはダメ!
  • コーヒーとコルチゾールの関係
  • コルチゾールの働きについて
  • コルチゾールが出ているときにコーヒーを飲んではいけない理由
  • コーヒーはいつ飲むのがベストか
  • コーヒーを飲んでいけない時間帯
  • 体重や性別の違いはなし
  • 参考論文

 

起きたばかりでコーヒーはダメ!

 

2009年にシェフィールド大学医学部のミゲル・デボノ博士がまとめた論文によると、コーヒーは朝の起きたて時間には飲んではいけないことがわかっています。

 

朝一にコーヒーで目覚めるという人も多いと思いますが、これは科学的にはNGな習慣だったのですね。

 

どうして朝にコーヒーを飲んではいけないのかというと、私たちの起床時にはコルチゾールというホルモンが出ているからです。

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目覚まし時計で起きると睡眠不足になる理由

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  • 睡眠不足と社会的時差ボケ
  • 若者は5時間も睡眠不足
  • 社会的時差ボケを治すのは難しい
  • 社会的時差ボケに対抗するためにできること
  • 参考論文、資料

 

睡眠不足と社会的時差ボケ

 

ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン校(ミュンヘン大学)で時間生物学を研究しているティル・ロエンバーグ教授は、仕事や勉強のために目覚まし時計に頼って起床するという、自分のクロノタイプに逆らうかたちの暮らしで生まれる睡眠不足を「社会的時差ボケ」と呼んでいます。

 

そう、心理学的には、なんと「目覚まし時計で起床している時点で睡眠不足」なのです!!驚きですね。

 

睡眠時間のデータを見てみると、多くの人は仕事のある日の睡眠時間は、通常、仕事のない休日の睡眠時間よりも短くなっています。

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若者はなぜ遅刻しやすいのか?を心理解説

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  • クロノタイプは年齢で変動する
  • 幼少期、老年期は早起きになる
  • 思春期ではみんな夜型になる
  • 若者と中高年の時間感覚は違う
  • 参考論文、資料

 

クロノタイプは年齢で変動する

 

最近では少し有名になってきましたが、私たちは朝型、夜型というふうにクロノタイプ(体内時計)が生まれつき異なっています。

 

この違いのために早起きが得意な人もいれば苦手な人もいます。さらにはこのクロノタイプによって性格や能力など、それぞれに好みや得意分野も異なるのです。 続きを読む

美男美女がやることはすべて正しい!ハロー効果とは?意味・使い方・関連研究を解説:心理学用語辞典

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  • ハロー効果とは?
  • ハロー効果で間違った評価が生まれる
  • 専門家の言うことはすべて正しい
  • 美人とイケメンは信頼できる
  • 学歴が高いから優秀に違いない
  • 詐欺師がよく使う心理テクニック
  • 同じ格好の人を信頼する
  • ポジティブ ハロー効果
  • ネガティブ ハロー効果
  • 運の悪さもその人のせいになる

 

ハロー効果とは?

 

ハロー効果とは、ある対象を評価するときに、その対象の目立ちやすい特徴に引きずられて、他の特徴の評価も歪められてしまう心理現象のことです。

 

ビジネス書や実用書だけではなく、恋愛本や自己啓発書といった多くのジャンルの書籍で紹介されている、一般的にも有名な心理現象の一つですね。

 

聞いたことがあるという人も多いかもしれません。 

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嫌な考えがピタッと止まる!マイナス思考を停止させる心理術

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  • ネガティブが消えない
  • ネガティブの自己暗示
  • 思い込みは強力
  • ネガティブ思考をコントロールしよう
  • ネガティブ思考を止める思考停止
  • 言葉にすることで身につきやすくなる
  • ネガティブ思考を止める反論法
  • 物事の良い面を探す
  • 新しい価値観で物事を見ること

 

ネガティブが消えない

 

ネガティブなことが思い浮かぶことは誰にでもありますが、問題は、そのネガティブな考えがいつまでも消えないことです。

 

悲しいことや辛いこと、不安なことや心配事が頭から離れないと目の前のことに集中できず日常生活や仕事や勉強に支障をきたしてしまいます。

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成功の見込みがない人ほどブランド品で派手に着飾る心理的傾向がある

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  • ブランド好きは心の安定が崩れている可能性
  • アクセサリー好きも心が病んでいる可能性
  • 能力のない人がアクセサリーを好む心理的な理由
  • ブランド品を身につけると本当に評価が上がる
  • 詐欺師は詐欺師の見た目をしない
  • ブランド品に頼りすぎるのは心理的に良くない傾向
  • 自分に自信が持てないと気づいたらすべきこと

 

ブランド好きは心の安定が崩れている可能性

 

ブランド品に目がないという人は心の安定が崩れているかもしれません。

 

実は誰もが知っているような高級ブランド品で身を固めている人ほど自分に自信がなく、容姿や能力などに不満を持っているという研究結果があります。

 

ブランド物に対する物欲が強い人たちは、自分に自信がないために価値のあるアイテムを身につけて武装をしているのです。

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本当はすごく辛いのになぜか我慢をしてしまう心理を解説

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  • 通勤の心理学まとめ
  • 通勤ストレスは年収の40%にあたる!!
  • 通勤時間のパラドックス
  • 通勤時間のパラドックスが起こる心理的な理由
  • 通勤は報われることのないストレス!?
  • お金よりも、広い部屋よりも、大事なもの
  • 参考論文

 

通勤の心理学まとめ

 

今回も通勤のストレスと心理について解説していきます。

 

しかし、今回はただ通勤のストレスの話というだけではなく、幸せになるために何が必要なのか?といったことまで解説しますので、通勤時間の心理学にそこまで興味がない人もぜひ最後まで読んでみてください。

 

これまで解説してきました通勤時間が与える心理的な悪影響について振り返りますと、通勤時間が長いせいで夫婦仲が悪くなったり、休日が楽しくなくなったり、不安のレベルが上がったり、運動不足で肥満になったり、健康的な食事をしなくなったり、仕事の満足度が下がったり、睡眠時間が大幅に減ってしまう!ということがわかっています。

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肥満になりやすい人の意外な特徴が判明

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  • 肥満と運動不足で病気になる
  • 太りやすい人の意外な特徴
  • 日本はアメリカよりも通勤時間が長い!
  • 参考論文 

 

肥満と運動不足で病気になる

 

肥満および運動不足というのは、高血圧、冠状動脈疾患、糖尿病、癌を含む多くの慢性疾患の危険因子であることが知られています。

 

ただ太りすぎるだけで、とにかく人は病気にかかりやすくなってしまうのですね。

 

なので、見た目の問題だけではなく、健康的に長生きをしたいのなら、肥満と運動不足は解消しておかなくてはいけません。

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本当にやりたいことほどサボってしまう心理を解説

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  • なぜ夢や目標に向かって努力しなくなるのか?
  • 理想の未来像を思い描くと何もしなくなる
  • 自分の欲望によって効果が変わる
    • やりたいことほどやらなくなる
  • ポジティブな空想でやる気がなくなる心理的理由
  • ポジティブな空想はやめておけ!
  • 参考論文

 

なぜ夢や目標に向かって努力しなくなるのか?

 

今回は、間違ったポジティブ思考の続きです。

 

前回の内容を簡単にまとめると、「理想的な自分を思い浮かべるほどやる気がなくなり、行動もしなくなる心理がある!」ということです。

 

つまり、ポジティブな空想は成功に近づくどころか、逆に成功から遠ざかってしまう原因になってしまうのです。

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【衝撃】ポジティブなことを考えるほど、やる気はなくなっていく

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  • ポジティブ思考は逆効果
  • これは仕事、勉強、ダイエットなどすべての目標達成に影響する心理です。
  • 理想の外見をイメージすると逆効果!
  • 成功した自分を想像するとやる気も能力も下がる
  • 参考論文

 

ポジティブ思考は逆効果

 

今回は衝撃的な話をします。

 

引き寄せの法則、思考は現実化する、アファメーションといった分野では「夢を描こう!」「成功した姿を想像しよう!」というようなアドバイスがあります。自己啓発本や自己啓発セミナーなどで多い文句ですね。

 

しかし、これは心理学的には間違ったアドバイスであることがわかっています。

 

実は、「理想的な未来を想像するほど、人はやる気がどんどん下がっていく!」心理があるのです。かなり衝撃な話です。

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恋人に尽くしすぎて捨てられる人(有料)

 

  • 必見!ダメ恋をする人がやりがちなこと ダメ恋シリーズVOL.9
  • 捨てられる人、捨てられない人
  • 優しくしていい時と優しくしてはいけない時
  • 正しい優しさには守るべき境界線がある
  • 盲目的な思いやりバカ
  • 思いやりバカと正しい思いやり
  • 思いやりバカと思いやりを分ける7つの違い
  • 思いやりバカの特徴その1
    • 自分の境界線・限界線を尊重しない思いやり
    • 自分に無理を強いる思いやりはバカ
    • 思いやりバカにならないために境界線と限界線を守る
  • 思いやりバカの特徴その2
    • 相手や状況を選ばない思いやり
  • ↓続きはこちら(有料記事)

 

必見!ダメ恋をする人がやりがちなこと ダメ恋シリーズVOL.9

一般的に、好きな人のために尽くすことは悪いことではありません。

好きな人が喜ぶことをしてあげるのは、まさに私たちが持っている愛のカタチそのもののように見えます。

無償の奉仕ができる人は立派で、徳の高い人間のように見えます。

そして、そういうふうに無償の愛を示せる人たちはみな幸せになって当然だとも思えます。ましてや尽くした相手に捨てられるなんて考えられませんよね?

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通勤時間が長くなると起こる3つの悪影響

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  • 通勤時間が健康習慣を破壊する
  • 労働よりも通勤の方が悪影響が大きい
  • 月に9時間も睡眠時間が削られている
  • ファストフードの消費が増える
  • 参考論文

 

通勤時間が健康習慣を破壊する

 

今回も通勤時間の心理学の話です。

 

2009年のブラウン大学のトーマス・ジェームス・クリスチャン博士の研究では、通勤時間が増えるほど、せっかく築き上げてきた健康的な習慣が失われていってしまうことがわかっています。

 

この研究は、2003年~2008年に行われたアメリカ人の健康調査のデータを調べたもので、データを分析したところ、通勤時間と労働時間が増えるにつれて健康関連の活動時間が減少してしまうことがわかったのです。

 

内容を詳しく見てみますと、通勤時間が1分増えるごとに、なんと運動時間が0.0257分、食事準備時間が0.0387分、睡眠時間が0.2205分ずつも減っていってしまうのです。

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人生を台無しにする通勤時間の心理学

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  • 長時間の通勤は生活満足度を減少させる
  • 長時間の通勤で腰痛が再発する
  • 通勤時間が長いと太りやすくなる
  • 長時間の通勤でメンタルヘルスも悪化する
  • 長時間通勤で不安が高まる
  • 年収、年齢、教育レベルは関係ない
  • 通勤で失われるのは時間だけではない
  • 参考論文

 

長時間の通勤は生活満足度を減少させる

 

ギャロップ社のリサーチアナリストであるスティーブ・クラブツリー氏が行った2010年の調査では、通勤に90分以上かかる人は不安感が高い一方で、日々の生活の満足感は少ないことがわかっています。

 

ギャロップ社は、自分の強味や才能を診断するツールとして有名な「ストレングスファインダー」を開発した企業です。世論調査を行う企業としては高い信頼性を持っています。

 

これはギャロップ社が、2009年7月1日から2010年6月30日のあいだに、18歳以上の労働者173,581人に行ったインタビューに基づいた調査です。

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