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慣れ親しんだ習慣はなかなか抜けない。不健康な習慣を変える方法とは?

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自分の理想の姿というのは誰にでもあります。

しかし、やめたいことや断ちたい習慣があったとしても、私たちはこれらの習慣的な行動を改善するのはけっこう難しいということがわかっています。

あるいは逆に夢を叶えたり目標を達成するために始めたいこと、何かを上達したりスキルを得るために定期的に続けたいこととかありますよね。勉強だったり運動だったり副業だったり…。

私もちょっと前からジムに通い始めたのですが、昔から運動を習慣にしていた人たちは別として、そうでない人にとってはやっぱり慣れていないものを続けるのは最初は難しいです。特に時間や手間がかかるものほど、習慣化するために努力が必要です。

どうして新しい挑戦をしたり、続けてきた悪習慣を断つことは難しいのでしょうか?

それは慣れた行動をする方がエネルギーの消費が少なくて済むからです。主観的な感覚で言うと、その方が楽だからですね。物事を判断することはけっこう私たちの脳みそに負荷がかかってしまいます。失敗したり間違った選択肢を選ぶと損害が出るだけでなく、後悔もしてしまいますからね。それだけ重要な決定にはエネルギーを使ってしまうのです。

また慣れた行動や習慣がすでに自動化されている場合には、意識的に別の行動を取らないといけなくなっています。気づいたら部屋でゴロゴロしていたり、お菓子を食べていたり、勉強をサボってしまっていたという経験は誰にでもあるかもしれません。それは普段慣れた行動をするように遺伝子にインプットされているからなんですね。

これは商品やブランドの使用習慣にも当てはまります。

アメリカ、カンザス大学のアールワリア助教授の研究で、私たちは同じ商品を習慣的に使い続ける傾向があり、慣れ親しんだブランドについて悪い評判を聞かされてもすぐに態度を変えることがないことを発見しました。

別の商品や新しいメーカーの方が今使っているものよりも優秀でも、それについて検討することが脳みそにとって大きな負担になるので、物を買い替えたり別のブランドに乗り換えるといった行動を私たちは取りにくいんですね。

また単に愛着が湧いているからという理由もあります。見慣れたものや好きなものに囲まれている方が精神的には安定しますから、新しいものに変えたばかりだとなんだか落ち着かないといったことが起こり得ます。

またアリゾナ大学マーケティング学科のウエストブロック氏の研究でも、自動車・冷蔵庫・電子レンジなどを購入したばかりの買い物客400人を対象に調査したところ、自分の好きなブランドがあると心変えしない人は58.5%、一度だけブランドを変えた人は20.8%、数回変えた人は20.3%だけでした。

半数以上、6割の人が同じ商品やブランドに固執してしまうのです。これは考えようによっては不幸な結果になることもあり得ます。特に情報革命で新しいテクノロジーや機器が次々と生み出されいる現代では、製品の性能やサービスの質というのはどんどん高まっていっています。それによって新しい商品やできたばかりのサービスの方が今の暮らしをより良くしてくれる可能性が出てきます。

そういう場合に、よくわからないですとか面倒臭いからという理由で新しいものに触れないことは損でしかありません。

この怠惰な罠にかからないようにするためには定期的に新しいことにチャレンジして、新しいものへの抵抗感を薄くし、同時に楽しみを見出せる脳の構造を作っておくことがおすすめです。好奇心を高く保つことによって、慣れていないことでも自分から進んで触れていくようになります。

物事を続けるポイントは定期的というルールに従うことです。時間や場所、条件が揃ったときにはその行動しかしないようにあらかじめ予定に組み込んでおくことで、慣れ親しんだ行動を自動で行うように、新しい習慣も自動化されやすくなります。

やめたい習慣をやめるためにも新しい行動に入れ替える必要があります。つまり私たちは新しい行動を習慣化することでしか、習慣をコントロールできないのですね。

ルールに従いあらかじめ予定を組んで、新しい行動を取り続けることで習慣は変わっていきます。うまくいかない場合は、スモールステップの法則も試してみてください。習慣を変えることは容易ではないので、その困難さを認識して準備しておくことが大切です。