くるくるちょろちょろ心理学研究所

心理学・医学・経済学の研究論文の解説と考察をしています

実は体に悪いことがわかっている日常消耗品

実は体に良くないヘルスケア商品

手の洗いすぎや消毒のし過ぎは体に毒であるという話を以前に少ししましたが、今回はそのことについて研究論文を参考にしながら解説していきます。

 

私たちが普段使っているヘルスケア系商品の代表的なものにはハンドソープ、シャンプーや汗拭きシートなどがあります。

 

これらの商品には体をきれいにするために殺菌成分が入っているのですが、実はその殺菌成分が体に良くないということがわかっています。

 

シャンプー、ハンドソープの危険物質

多くの研究から、シャンプーやハンドソープに入っているトリクロサンと呼ばれる殺菌成分は、内分泌系に影響を与える環境ホルモン(ダイオキシンやポリ塩化ビフェニルが有名)として人体に働くことがわかっています。

 

この環境ホルモンというものは、私たちが健康的に生きるために必要な内分泌系の機能をかく乱させて体調を悪くさせてしまう物質です。

https://kruchoro.com/post-7175/

 

環境ホルモンによる悪影響

この内分泌系が乱されると具体的にどうなるかというと、例えば2013年に行われたノルウェーの研究では、トリクロサンの入ったハンドソープを使うことでアレルギー症状が出るようになることがわかっています。

 

また環境ホルモンは体重を異常に増やしてしまうといった悪影響があるとも確認されています。

 

強すぎる殺菌力で体が壊れる

さらに、2014年にアメリカのアリゾナ州立大学のベニー・ピッケ、ニューヨーク州立大学のローラ・ギア、オバディア・アブラフィア博士らが行った研究によると、一般的に売られている多くのハンドソープにも人体に有害な殺菌成分が入っていることがわかっています。

 

それはトリクロカルバンと呼ばれている殺菌成分です。

 

このトリクロカルバンも先ほど説明したトリクロサンと同じく殺菌力が強すぎるのです。これが入った商品を使うと、体内に一定量の殺菌成分が残留してしまって、環境ホルモンとして体に悪影響を引き起こしてしまうのです。

https://kruchoro.com/post-7215/

 

危なそうなドラッグストアの商品

そして運の悪いことに、この殺菌成分はハンドソープ、シャンプー、歯みがき粉など、あらゆる商品に使われています

 

また、この殺菌成分が入った商品を買わなかったとしても、公共スペースやレストランなどでリスクにさらされる可能性があると研究者は言っています。恐ろしい話ですね。

 

ただし、心配しすぎもよくありません。実際に多くの商品に使われており、すでに現代の生活に根付いてしまっているので影響をゼロにすることはできないのですね。

 

そこで研究者は、まずは殺菌剤の入った商品を買わないことを大事な最初のステップとし、推奨しています。

 

殺菌剤の入っている商品の見抜き方

この危険な殺菌剤はかなり有名製品にも入っていることがわかってます。

 

見分けるための傾向として、この殺菌成分を使っている商品には「薬用」や「抗菌」という記述が多いのでこういった商品は避けると良いです。薬用せっけんとかですね。

https://twitter.com/kruchoro/status/1237310495649959938

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薬用せっけんには病気予防効果もない

そもそもここまで潔癖にならなくても、普通の泡立つ石鹸を手洗いに使っていれば、悪い菌は洗い流せるので十分です。

 

米国食品医薬品局(FDA)の調査では、殺菌剤(トリクロサン)が入ったハンドソープを使っても特別効果的なわけでも病気に罹りにくくなるわけでもないとして、使用しないように注意を呼び掛けています。

 

手洗いは普通の石鹸で大丈夫

ここまで来ると薬用せっけんは何のために存在しているのやら、という感じですね。

 

また外科手術をする場合でないかぎり、アルコール消毒もする必要は基本的にないです。アルコール消毒をするとかえって手が乾燥してしまいますし、良い菌も殺してしまうので殺菌しすぎになるのですね。

 

というわけで薬用系・抗菌系の商品、手の洗いすぎには気を付けてください。

https://kruchoro.com/post-7260/

薬用系・抗菌系のハンドソープやシャンプーには殺菌力の強い、不調を起こす成分が入っている