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心に悪影響!リストラは社員の意欲を低下させ、企業の業績をさらに悪化させる

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リストラというのは心理的には脅しの効果が見込めます。しかし以前も話した通り、人を脅したり叱りつけてコントロールしようとするのは無駄です。怒りや脅しによる指導というのは、長期的に見て効果がないからです。それどころかマイナスの影響さえ与えます。

今回話すリストラが及ぼす経済効果もそのひとつです。

企業経営者や幹部の人たちはリストラを行うことによって組織のスリム化とコスト削減による効率化を計り、下降してしまったを企業利益を回復させようとしますが、実際にはリストラには経営を回復させるような効果はないということが研究の結果からわかっています。

アメリカのコロラド大学に勤めるジェームズ モリスは3628社の企業を対象にリストラが期待するような効果を本当に発揮しているのかどうかについて調べました。すると、リストラは業績回復の効果がないどころか、社員の生産性を下げ、長期的なコストの削減にはまったく寄与していないことがわかりました。なんとも残念な結果ですね。

ちなみに同じことはアメリカ、バリー大学のスーザン フィッシャー氏によっても指摘されています。基本的にはリストラをしてもコストを削減することはできないのです。

どうしてこのような人員削減が企業や組織にマイナスの効果をもたらしてしまうのかというと、同僚がクビになるところを目の当たりにすることで、従業員の会社に対する信頼が揺らぎ忠誠心を失ってしまうからなんですね。

リストラは忠誠心を失った従業員たちが生産性を下げてしまうだけでなく、社内における従業員同士の雰囲気も悪くしてしまう効果もあります。

一緒に働いている同僚に対しても「こいつの成績が悪いせいなんじゃないか」ですとか「自分が失敗したら上司にチクるんじゃないか」と疑心暗鬼になってしまうんですね。要するに企業の成績を上げようとするうえではリストラという選択肢は最悪ってことですね。

こうしてまわりの人を信じられなくなると、私たちのパフォーマンスというのひどく低下してしまいます。これは自分が相手に嘘をついている場合にも同じです。嘘をつくことで私たちは脳を働きを嘘を突き通すことに使ってしまうので、効率的な作業をしよう試みてもメモリー不足で思考が停止してしまうのです。

というわけで、経営者や上司やリーダーのような立場にいる方は、社員や部下がお互いに信頼しあえるような環境を整えてあげることを意識してルールや組織づくりを行うようにしていきましょう。