午後にスマホを使う時間が多い人ほど太ってしまう心理的な原因

心と体の健康心理学
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スマホの使い過ぎで太ることが判明

食事制限や運動をしても、うまく続かず痩せらない!という人はもしかするとスマホの使い方に原因があるからかもしれません。

 

実はスマホやパソコンを使う時間が午後に集中するほど太りやすくなってしまうのです。

 

2013年に出たバーミンガム大学のテレサ・アローラ、キン・ボン・ヒューバートラム博士らの研究によると、夜や夕方以降にパソコンやスマホを使う頻度が多いと太りやすくなることがわかっています。

 

この研究は11〜18才の若者たち632人を対象にしたもので、彼らの健康データを調べたところ、午後の時間帯にパソコンやスマホを使う頻度が高い人ほど体重が重い傾向が見つかったのです。

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夕方にスマホを使うと太る理由

こうした現象が起きてしまう理由は、研究者によると、スマホやパソコンなどのバックライトから出るブルーライトが睡眠ホルモンの分泌を減ってしまったせいで、脳みそに異常が起きて食欲が増えてしまうからだそうです。

 

つまり、本来なら日が落ちていくことで睡眠ホルモンが分泌されていくところを、スマホなどのブルーライトを浴びてしまうことで脳みそが昼間だと錯覚し睡眠不足になり、その結果として過食になって体重も増えてしまうということです。

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睡眠不足が肥満を加速させる理由

確かに睡眠不足になると肥満になるという研究はいくつかありますので納得しやすい内容です。人間の体は睡眠不足になると、レプチンという食欲を減らすホルモンが減るだけではなく、食欲が増えるグレリンというホルモンの量も増えてしまうので、睡眠不足の人は食欲が暴走しやすいのです。

 

要は睡眠不足が原因で起こる肥満症状なので、睡眠の質を改善できれば肥満も改善できる可能性があります。

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睡眠不足のときは少しでもいいので昼寝や休憩時間を確保すると良いです。 睡眠不足の状態であっても昼寝をしてちょっとでも眠ることで体に悪いホルモンの数値を下げて免疫力を回復させる効果があります。 前日によく眠れず睡眠不足だと感じたら積極的に昼寝をしていきましょう。

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スマホの使い過ぎの改善方法

夜中のブルーライトが睡眠状態を悪化させる間違いないので、夜寝る前などは特に気をつけましょう。もしかするとあなたが太っているのはスマホを夜に使いすぎているせいで睡眠不足が起きていることが原因かもしれません。

 

どうしても夜にスマホやパソコンを使いたいときは、画面から距離を取ったりブルーライトをカットする機能を使うと良いです。最近のスマホやパソコンには標準装備されていますからね。

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