自信が持てないのは体型が原因?
実は、あなたの体重と体型によって、人の意見に流されやすいかどうかが左右されます。
私たちは様々なことに心理的な影響を受けますが、自身の体型も心理的な影響を与える大きな要因の一つとなっているようです。
結果から言うと、平均的な体重や体型から離れれば離れている人ほど他人の意見に流されやすく、交渉の際にも説得されやすいという社会的な傾向があります。
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自信を失ってしまう体型
これは、標準的な価値観から自身の見た目がかけ離れてしまっていることが自信喪失に繋がってしまうためです。自分が魅力的な見た目ではないと感じることで自信が持てなくなり、自分の意見を通し続けることが難しくなってしまうのです。太り過ぎ、痩せ過ぎは、体の健康だけではなく心の健康にも悪影響があるのです。
アメリカ、ロックフェラー大学のデビット グラス博士は、16~25歳の男女116名を集めて体重と説得されやすさに関連があるかどうかを調べました。
この研究によると、太った人や痩せた人ほど相手に説得されやすく、平均的な体型の人ほど説得されにくいということがわかりました。
平均的な体型から離れた太り過ぎ、痩せ過ぎの人たちは自分の意見に自信が持てないことから、相手の意見に同調しやすくなってしまうのです。アメリカでは基準から外れた体型の人は自己管理ができないというイメージがもたれます。そういう社会的な目が心に突き刺さって自信を失っていってしまうのです。
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体型ひとつでイメージが本当に変わる
別の研究では、見た目が筋肉質な人ほど説得に応じにくい印象を持たれるというものもありましたが、どうやらこのイメージもあながち間違いというわけではないようです。
筋肉質な人は自尊心が高く、それだけ自分の意見にも自信を持ちやすいのです。
他にも、姿勢が悪い人は自信がなく、うつにもなりやすいという研究があります。見た目の健康と心の健康は連動しているのです。覚えておきましょう。
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健康になることで自信が持てるようになる
体型の逸脱は自信が持てないだけではなく、栄養が偏っているせいで健康にも害があります。
好きなことをして長く生き続けるためには、健康にもう少し気を遣う必要があります。
健康に気を遣うことで精神的にも強くなれますので、強迫観念に駆られて運動するのではなく、好きなことをする自分になるために鍛えていくというイメージで運動をしていくと続けやすいかと思います。