ウィスコンシン大学流メンタル強化テクニック
メンタルの強さは自分らしく人生を生きていく上で大切な要素の一つです。
心が健康的で強くあれば、周りの意見に流されたりネガティブな情報に踊らされることなく、本当に自分のやりたいことを実行できるようになるからです。
そこで今回は、ウィスコンシン大学マディソン校で心理学、脳科学および精神医学を研究しているリチャード・J・デビッドソン教授が提案する、心が前向きになり、集中力が増し、打たれ強くなる具体的な8つの方法を紹介します。
落ち込んでしまったり、集中力が思うように続かない時には今回紹介する方法を試してみてください。
心が強くなる8つの方法
今回は前編ということで、8つの方法の中から3つの心理テクニックを紹介します。
一度に教わってもすべての心理テクニックを実行に移すことは難しいので、1つ1つ余裕をもって行っていきましょう。
- 気分が良くなるものをそばに置く
- 出会った人、起きた出来事に感謝をする
- 他人の良いところを見てきちんと褒める
順番に解説していきます。
気分が良くなるものをそばに置く
日頃からポジティブな態度や考え方を身につけるために、自宅や仕事場に気分が高揚したり幸せを感じられるようなアイテムを置くと良いです。
デビッドソン教授いわく、家族の写真や旅行したときの記念写真などを置いておくのがオススメだそうです。
ただし、気分の良くなる写真をおいてしばらく経つと、脳みそがその感覚に慣れてしまうので、できれば毎週のように記念写真は変えたほうが良いとアドバイスしています。
出会った人、起きた出来事に感謝をする
定期的に感謝を表現すると、脳のポジティブな回路が強化されて性格も明るくなっていくことが分かっています。
感謝を表現する方法としてデビッドソン教授は、きちんと目を見て相手に感謝の気持ちを伝えること、その日に起きた良いことを日記に残す習慣をつけること、の2つをアドバイスしています。
他人の良いところを見てきちんと褒める
意識して他人を褒めていくと、脳みそは自然と相手の良い部分だけではなく、あらゆる物事のポジティブな側面に目を向けやすくなるという心理があります。
普段だと当たり前だと思うようなことでも、相手がいいことをしたらきちんと褒めてあげることが大切です。
その習慣を続けることでポジティブなことに気づく脳内の神経回路が強化されて、自分の生活や自分自身の良い面にも注意が行くようになります。その結果、私たちは幸せな気持ちになれるのです。
解説が長くなってきたので、今回はここまでにします。心が強くなる8つの方法の続きは、次回にまた解説していきます。
まずは今回紹介した3つのメンタル強化方法を試して心を成長させてみてください。
いつもの日々にも意外と幸運や幸福というのは落ちています💡
生活に慣れてくるとそういった幸せに気づきにくくなるので、そのせいで幸福度が下がっていきます😩
▶️大切なのは、良い出来事が起こるのを待つのではなく、良い出来事が起きていることに積極的に気づくことです😆
おはようございます🙇♂️
— ちょっぺ〜先生@心理学作家 (@kruchoro) 2019年4月6日