幸せを感じるために必要な心理的ポイント
日頃から幸せを感じられる心には、自分で幸せな行動を選択できるという自己コントロール感が関係しています。
自分の幸せを、「放っておいたら自然と舞い込んでくるもの」ではなく、「自分自身で選択して手に入れた結果の一つ」だと思えるようになることで、私たちはよりたくさんの幸せを手にすることができるようになるのです。
そうして自分が積極的に行った行動が幸せをもたらしたのだと考えたり、自分から行動することで、その行動の後に起きたポジティブな結果を自分の意思で起こしたものだと思うことができるようになって、私たちは自然と自分の行動に自信が持てるようになります。
考え方や捉え方をポジティブにすることで性格や行動が変わってくるのですね。
暇さえあれば自己分析を行ったり、自分が何を思っているのかに意識を向けましょう💡
ネガティブなものでもポジティブなものでも自分の感情に気づくということが、健康的な思考力と感情力を身につけることに役立ちます😉
▶️客観視することで幸せにも気づきやすくなるのです😊✨
おはようございます🙇♂️
— 心理学博士ちょっぺ〜先生 (@kruchoro) 2019年2月8日
不幸を他人のせいにするとより不幸になる
これが逆に「〜がないから自分は幸せになれない」「〜みたいな幸運なことが起きないから自分は幸せになれないのだ」と考えてしまうと、自分から行動する意欲を無くしてしまいだけではなく、それ以外の幸せにも目を向けられなくなってしまうのです。
例えば、「お金がないから自分は不幸せなのだ」とそればかり考えてしまうと、健康であることの幸せや家族や友達がいることの幸せ、好きなことや趣味を持っている幸せなどにも気づきにくくなってしまうのです。
幸せ・不幸せの理由を自分の外に求めたり、幸せのかたちを1つのものに決めつけてしまうしまうと、そうして段々と幸せを感じづらくなっていき、自分も信じられなくなってしまうのです。
そこで、この思い込みの罠にかからないように、幸せ選択日記というものをつけておくと良いです。
幸せ選択日記の書き方
幸せ選択日記とは、自分で選んだ幸せについての記録です。
自分が自ら行った行動が生み出した幸せについて日記をつけていくことで、「自分の行動次第で幸せは作り出せるのだ!」という自信をつける心のリハビリのような効果があるのです。
例えば、
- 「今日は散歩に出かけたから日光が当たることができて幸せだった」
- 「引きこもらずに友達と遊びに出かけたらたくさん笑えて幸せだった」
- 「レストランで自分で選んだメニューが美味しかったから幸せになれた」
というような感じで、日記を書きながら自分で選択した行動とその結果起きた幸せな気分を結びつける訓練をするのです。
週に一度の日記をつけるだけでも効果がある!
アメリカのカリフォルニア大学で心理学を研究しているソニア リュボミアスキー教授の実験によると、週にたった1回の幸せ選択日記をつけただけでも幸福度が向上する効果があったのです。
しかも日記をつけると言ってもなにも読み応えのある長い文章を書く必要はなく、数分で終わるレベルの文量で箇条書きに近い書き方でも効果があるのです。
すでに日記を書く習慣がある人は、幸せ選択日記の要素も少し織り交ぜて書くようにすると自信と幸福度が上がっていくのでおすすめです。
「最近、幸せを感じる力が弱まっているなあ〜」と感じている人はよかったら試してみてください。
自己コントロール感がなくなると不幸になる
幸福度が低い人は幸せを見つけるのがうまくない
自分の行動と良い結果を結びつけることで、幸せを見つけることがうまくなり自信もつくようになる
週に1日、たった数行だけでも幸せな出来事を日記に書き込むことで幸せになれる