【愛される人に共通】9つの性格的特徴と、愛される技術の身につけ方!(前編)

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人に好かれる性格にはなれる

人当たりが良く、優しくて気配りのできる人だと思われる人たちには9つの共通点があります。

 

この9つの共通点は、努力で磨くことのできる対人スキルですので、他人からの印象を良くしたいと考えている人は参考にしてみてください。

 

まずは最初に、人から愛される人たちに共通する9つの性格的特徴と、彼らが持っているコミュニケーションスキルを紹介します。

 

あなたの身近にいるコミュニケーション能力が高い人を想像して、「そういえば似たようなことをやっているな〜」と考えながら読んでみてください。

 

人当たりの良い人が持つ9つのポイント

 

  1. 相手の意見にうまく同調することができる
  2. 素直な気持ちでさりげなく相手に気配りすることができる
  3. 自分の意見を押し殺して自己抑制することができる
  4. 相手の顔色やちょっとしたシグナルから本音を読み取る読解力を持っている
  5. 客観的に物事を見て判断を下す冷静さを持っている
  6. 相手や場面に合わせていろいろな自分を演出し印象の操作ができる
  7. 情緒が安定していて精神的に健康である
  8. 相手と素直な気持ちを伝えあって親近感を抱かせたり打ち解けることができる
  9. 話題のバリエーションが豊富で機転が利く頭の良さを持っている

それでは、上から順番に解説していきます。以前に解説した部分とも重なるところがありますので過去の解説も合わせて読むのもお勧めします。

 

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相手の意見にうまく同調することができる

まず相手の意見や考え、相手が大切にしている価値観などに対してうまく同調することで、あなたのポジティブな印象を相手の心に抱かせることができます。

 

この「うまく同調する」というのがポイントで、ただ単にイエスマンになって相手の言うこと・やることのすべてに賛同すればいいわけではありません。

 

たしかにそのように相手の言動のすべてを肯定することで、短期的に相手の気持ちを良くして仲良くなることができます。

 

私たちは、たとえ嘘だとわかつていても、他者からの賛同や褒め言葉に弱いのです。それは、少なくとも相手はこちらの気分を良くしようという姿勢やこちらへの好意が見えるからです。

 

自分のことを好いてくれている相手に対して、私たちは簡単に冷たくあしらうことはできない心理を持っているのです。

 

また、あなたの意見に従ってくれる人がいると、それだけあなたの意見が他に人にも認められやすくなりますから、社会的なメリットもあるのでお互いにとってプラスになることもあるのです。

 

 

イエスマンは実は嫌われるリスクも大きい

しかし、長い目で見ると、イエスマン戦略というのはリスクが大きくなります。

 

後で別の意見を持っていることや本音がバレてしまったり、他の人の意見にも同じように賛同しているところを見つかると、あなたの信用が一気に落ちてしまいます。

 

さらにはイエスマン戦略は、あなたと同じ立場の人たちからの印象が悪くなります。「あいつは太鼓持ちだ」と思われると、同僚や友達からの評価が下がってネガティブな印象を持たれてしまうのです。

 

そこで、後で嫌われるリスクを冒さないためには、相手にうまく同調する必要があるのですが、そのときに使えるのがノーイエス戦略です。

 

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意見ではなく気持ちに共感しよう

この戦略では、最初に相手の言葉を否定したり弱点をついて、その弱点を補う相手のさらなるアイディアを聞いてから相手の意見に賛同することで、自然な流れを保ったまま、うまい具合に意見に乗っかることができます。

 

また、相手が話したのと表現を少し変えたり、相手の感情に寄り添う素振りを見せることもうまく行きやすいです。意見ではなく気持ちに同調するのですね。

 

気持ちに同調するやり方は万能ですし、先ほどのノーイエス戦略のように頭を使うこともありません。

 

基本的にはどんな場面でも使えますし自然と覚えて使っている人も多いので、ノーイエス戦略と合わせて覚えておくと良いと思います。

 

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素直な気持ちでさりげなく相手に気配りすることができる

相手に気に入られるためには多少の演技は必要ですが、相手がどんな相手であってもできるなら素直な気持ちで接するに越したことはありません。

 

演技というのは嘘の一種なので、本人がそれを楽しんでいるうちは大丈夫なのですが、気遣いの作業になってくると心理的に疲れやすくなります。

 

人と話していたり、飲み会などで疲れてしまう人がいるのはこのためです。もちろん、多少の嘘や建前は人と付き合う上では必須です。

 

しかし、経験上何となくわかっている人も多いかと思いますが、気を遣いすぎるのは心理的に良くないのです。噓にも種類やランクづけのようなものがあるのです。

 

嘘というのは脳みそのエネルギーを大きく消費する行為の一つで、相手のためとはいえ、かなり疲れます。

 

疲れてくるとコミュニケーションにも雑さが出てきたり、演技にも失敗しやすくなるので、長い目で見ると交渉ごとやコミュニケーション手段には向いていないのです。

 

 

 

良い面を見るようにする 

 

一方で、相手に対して素直に接する人間は、そういった心の疲れを見せないので、心から楽しんでいるように見え、相手からの印象も良い状態を維持できるのです。

 

そこで、付き合う相手のことを好きになるように相手の良い面を見るようにしましょう。

 

相手のことが好きで、相手の喜ぶ顔を見るのが好きならば、素直に気配りをすることができるようになります。

 

気配りはするけれど、心が疲れるまではやらないというイメージです。うまい嘘がつけないなと感じたら、素直に伝える方にシフトしましょう。

 

また、さりげない優しさというのもポイントです。さりげなく気遣いを見せる。これは恋愛テクニックとしても使えますが、男女問わずさりげない優しさには弱いものなのです。

 

 

自分の意見を押し殺して自己抑制することができる

素直に接することは大切です。

 

かと言って、何でもかんでも頭の中に浮かんだことをそのまま口に出せばいいわけではありません。ここを勘違いしてはいけません。言ってはいけないことは言ってはいけないのです。

 

考えのない思いつきの発言は、時に不用意に相手を傷つけ、人間関係を悪化させてしまいます。

 

なので、相手の気持ちや立場になって、その言葉を言われたらどんな気持ちをするのかを察することも大切です。

 

「コレをこのまま言っても大丈夫かな?」という思考のフィルターを通さずに思いのままに発言することは、それだけ相手を傷つけてしまう可能性が高くなるのでやめましょう。

 

攻撃的なことやネガティブなだけのことを言わない

また、本当の気持ちだからと言って、怒りやイライラといったネガティブの中でも攻撃性のある感情を含んだ発言や行動もよくありません。

 

怒りやイライラといった感情の奥にあるのは、不安や悲しみといった自己防衛の気持ちです。

 

そして、不安や悲しみは自分の大切なものが脅かされているときや失いそうなときに感じます。

 

相手に伝えるべきなのはこちらの奥にある本当の気持ちの方なのです。「ムカつく」ではなく「悲しい」と伝えましょう。

 

頭の中に浮かんだ咄嗟の感情や言葉で相手を非難するのではなく、自己抑制力を働かせて一旦自分の気持ちを落ち着かせてから伝えるのです。

 

これが言い方を工夫して伝える方法です。言い方や伝え方が大事だと言われるのは、それが一度思考を経由しているからなのです。

 

長くなってきたので、今回はこのあたりで終わります。人間関係に悩んでいる人は、今回の話を自分の普段の行動に当てはめて考え直してみてください。

 

続きの解説もお楽しみに。

 

人当たりが良い人のポイントは、同調力、気配り力、自己抑制力である
相手の意見にうまく同調して安心感を抱かせることができる
素直な気持ちでさりげなく相手に気配りをして楽しませることができる
自分の暗い意見を自己抑制することで相手を不快にさせない

 

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