スポンサーリンク

人は考えすぎると失敗する確率が上がってしまう!という心理学研究

気に入ったらシェアorコメントしてね!

人気の心理学

人が直感に頼ってしまう心理学的な理由

直感(直観)というのは意外と有能だというのは、実は心理学界では有名な話です。

もちろん、本来ならきちんと考えることで正解に導ける問題なのに、バイアスやヒューリスティックによって間違った選択や思考をしてしまうことは危険なのですが、考えてもよくわからないような問題には直感が有効です。

例えば、「この人は嘘をついていますか?」など一般人には難しい内容の場合は直感の方がよく当たったりします。また十分な情報が集められないときなども最初の直感に頼る方が好ましい選択をしやすいです。

直感は意外と当たるし、正しい

どうして直感に頼ることを推奨するのかというと、私たちは意識して物事を解決しようとするとあまりに考えすぎてまうことで、かえって正解から遠ざかってしまうからです。

アメリカ、ヴァージニア大学のティモシーウィルソン博士も、「人間は考えすぎると、質の悪い決定しかできなくなる直感的に、パッと選んで行動した方が、はるかによい決定ができる」と警告しています。

考えることが悪いのではなく、考えすぎることで思考力が低下してしまうのです。このへんは不安や緊張への対処法とも似ています。

・嫌な考えがピタッと止まる!マイナス思考を停止させる心理術

嫌な考えがピタッと止まる!マイナス思考を停止させる心理術
ネガティブなことが思い浮かぶことは誰にでもありますが、問題は、その考えが消えないことです。 悲しいことや辛いこと、不安なことや心配事が頭から離れないと目の前のことに集中できず日常生活や仕事や勉強に支障をきたしてしまいます。そうなると、さらにそのことで悩み、問題が悪化して...

私たちは何でもないことや大したことないでも、そこに意識を過度に集中させてしまうがために「人に見られている」ですとか「失敗したらやばい」とネガティブに考えてしまうのです。

考え過ぎると失敗する

しかし実際には、自分自身を含めて私たちは他人にそこまで注意を払っていないことが研究の結果からもわかっています。

視界に入ったり出会うたびに他人のことを考えていたら、何も作業ができなくなってしまうので、普段の私たちはそこまで他人の振る舞いに気を配っていないのです。

・人は一番重要なことしか覚えていないから気にするな、に関する話

人は一番重要なことしか覚えていないから気にするな、に関する話
他人のことは覚えていない 今回の研究は私たちの記憶に関することです。 人間の脳みそとコンピューターとの違いは、私たちが抽象的なイメージや大まかな情報で物事を記憶する性質を持つのに対し、コンピューターは細かいところまで正確に記憶しているところです。 ...

これもまた不思議な話のですが、「これはテストです」と聞かされた場合と「これはゲームです」と聞かされた場合では、ゲームだと聞かされた人たちの方がテストの成績が良くなったりします

無駄な力が抜けて本来の力が発揮できるようになるのです。

要するに気を張り詰めることによって、本当はヒントにすらならない事柄に対しても「何かあるんじゃないか?」と可能性を見出してしまうがために私たちはあれこれと考えてしまって、その結果、選択に時間がかかったり、選択自体に失敗するということが起きてしまうのですね。

・幸せになりやすい人たちがしている特徴的な思考習慣とは?

幸せになりやすい人たちがしている特徴的な思考習慣とは?
幸せになるための考え方 このブログでは、幸せになるための習慣や行動や思考法について、すでに何度か触れてきましたが、今回も幸福感に関する面白い心理学研究を見つけたので紹介していきます。 幸せになるための考え方については、いろんな幸せのカタチを見つけることだったり、複雑な...

人の嘘は直感の方が見抜ける

これは、アメリカのデンバー大学で行われた人の嘘を見抜く実験でも同じ現象が確認されています。

この実験では、会話中に嘘をついている人たちと嘘をついていない人たちの動画をそれぞれ見せて、どの人が嘘をついているかを動画を見た人に判断させたんですね。

このとき、時間をかけて動画を見た場合には当てずっぽうで決めたのと変わらない正答率だったのですが、たった17ミリ秒の間だけ会話している人の顔を映して瞬間的に判断してもらったときの場合は嘘を見抜く確率が上がったのです。

どうやら私たちには無意識に相手が嘘をついているかどうかわかるようです。

直感が当たる脳科学的な理由

このような結果になるのは、私たちは意識的に考えようとすると、意味のない情報のノイズが頭の中で思考を邪魔してしまうからです。

そのせいで正解とは程遠いことを考えてしまうのですが、無意識や直感に頼ることで脳みそが自動的に余計な情報を排除してくれるので正答率が上がるという仕組みです。

・集中力が続かないときはアレを変えてみよう!環境の心理学

集中力が続かないときはアレを変えてみよう!環境の心理学
やりたいことがあるのにできない あれもしたい、これもしたい。でも何もできていない。 という現象があります。あれこれと挑戦しようと思っているのに、行動が追いつかず結果何事も思い通りにいかず、落ち込んでしまうこともあります。 これがけっこう厄介な心理...

とはいえ、最初にも言いましたが、この直感の力は、論理的に考えてもよくわからないことに限ります

何でもかんでも直感で物事を決めてしまうとバイアスという偏った思考の錯覚のせいで、差別的な傾向が出たり、選択に失敗しているのに気づかなくなることが起こり得ますので注意してください。

・無意識にお金を使いすぎてしまうのは人付き合いが原因だった

無意識にお金を使いすぎてしまうのは人付き合いが原因だった
周りの合わせてしまう心理 私たちは自分で決めているように思えても、多くの行動や選択を他人に合わせて無意識に行なっています。 このブログでも何度か出てきている社会的証明の原理という心理現象ですね。周りの人がやっていると聞くと自分もその行動が正しいと思って自然と周りの人と...

人は考えすぎると選択の判断を失敗しやすくなる
注意を払わないことで逆に集中力が増す
直感的に選んだ方がうまくいく時も多い
考えてもわからない、情報不足の時には直感で選ぶ方が正しい