優秀な人ほどユーモアがある
面白い人と一緒に仕事をするとお得なんじゃないかという研究があります。
アメリカのアラバマ大学で優秀なマネージャーについて調べたところ、彼らの共通点としてユーモアのセンスが見つかったそうです。「優秀な人ほど」というところが面白いですね。つまり仕事ができる人というのは他の人よりも陽気で面白いことを言ったりやったりするということですね。
ユーモアと仕事の成果との結びつきについては、他の心理学論文でも言及されています。
ユーモアは職場の雰囲気も良くする
しかもこのユーモアの追加効果としてすごいのが、ユーモアを持って会話をすると職場の雰囲気が良くなって一体感が増すというところです。
これはたしかに想像しやすいですね。働いている人たちがよく笑っている職場の方が仕事がストレスも少なく、そのおかげもあって仕事もうまくいっていたりしますよね。やはり楽しい雰囲気というのは人の心に対する影響力が大きいのですね。
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大切なのは伝え方
またユーモアがあることで一般的には言いづらいことも相手を傷つけずにうまい具合に伝えられるというメリットもあります。
おそらく誰でもそうだと思うのですが、イライラ調子で怒られるように指示を出されるよりも、明るい調子で注意されたり改善案を出される方がすんなりと受け入れやすいですよね。
逆に自分の意見をはっきりと言いたいときでも相手がにこやかな方が伝えやすいですよね。特に自分の立場が相手よりも下の場合は緊張もしやすいですし萎縮もしやすいものですから、そういう意味でも優秀なマネージャー、つまり優秀な上司ほどユーモアのセンスがあるというのは理解できますね。
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仕事の流れが円滑になることで結果が残せる
あるいは逆の表現にも言い換えることができます。ユーモアがあることで部下やチームとコミュニケーションが取りやすい環境になり、彼らを束ねる立場にあるリーダー的存在の人は結果を残しやすくなるといった感じです。
なんにせよ、ユーモアがある、面白いと思われているということは仕事面でもプライベート面でもプラスだということですね。お笑い芸人の方がモテるのもこういうところに理由があるのかもしれませんね。
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