くるくるちょろちょろ心理学研究所

心理学・医学・経済学の研究論文の解説と考察をしています

不安がなくならない理由は終わりを作っていないから

終わりを作ることが大切な心理的な理由

先延ばしをする人や完璧主義の人には悪い共通点があります。それは、作業の終わりを決めていない。ゴールの設定をしていないということです。

 

またこれは、仕事や作業にストレスや恐怖を感じてしまう心理的な理由でもあります。

 

なかなか作業に手をつけ始められなかったり、家に帰っても仕事のことで頭がいっぱいの人は「作業の終わり」を決めていないために一日中ストレスを抱えてしまっているのです。これは心身の健康にもよくありません。

 

この常に仕事のことを考えすぎてしまう習慣を断ち切らない限りは、労働者である人生の間中、あなたはストレスを抱えることになってしまいます。こうなると、仕事がいつまでも消えない呪いのようなものになってしまいます。

 

そこで今回は仕事の終わりの決め方について話していきます。

・ダメ人間を卒業する方法!やるべきことを絞り込んで目標を達成するアイビーリーメソッドとは?

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勉強・仕事嫌いになる理由

終わりがなければ、私たちは作業に集中できず、一生懸命頑張れないのです。

 

終わりがなければ、そのことがずっと頭から離れなくなり、慢性的なストレスを抱えることになってしまうのです。これが仕事や作業を面倒臭がったり、嫌いになってしまう理由です。

 

目標を欲張るとストレスが増える

あるいは、目標達成を欲張り、終わりまでの道のりを長くしてしまっていても、仕事に対してストレスを抱えることになります

 

自分の努力量に見合った現実的な目標を立てずに、「あれもこれも」という具合に理想を詰め込みすぎることは、結局のところ何も目標を立てていないのと同じことなのです。

・気になって仕方がない理由!ツァイガルニク効果とは?意味・使い方・研究・関連用語を解説:心理学用語辞典

https://kruchoro.com/post-4500/

 

ゴールを作ることで作業が楽しめるようになる

好きなことなのに手をつけられなくなったり、嫌いになってしまうのはこの欲張りすぎた目標のためです。理想を追い求めすぎて現実とかけ離れた目標設定は、自分自身を苦しめてしまう結果になります。

 

たとえば、サッカーにはゴールスペースがあり、バスケットにはゴールリングがあり、野球にはホームベースがありますよね。そして、サッカーとバスケにはそれぞれゲームの制限時間があり、野球には裏表が9回ずつというルールがあります。

 

だからこそ、これらの試合はいつか終われるのです。ゴールがあるからこそ、選手たちは試合のギリギリまで一生懸命に頑張れるのです。

 

終わりの設定で集中力アップ

これと同じように、どんな作業もどんなゲームも、終わりとルールなければ終われませんし集中することもできません。

 

好きなこと、やらなければいけないことだからこそ、その作業の終わりをきちんと作りましょう。作業の終わりがあれば、その時が来るまで私たちは余計なことを考えずに集中して物事に打ち込めるようになります

 

「終わりなければ、すべてなし」なのです。

・あなたのやる気を最大に高める科学的な目標設定の仕方!

https://kruchoro.com/post-2944/

 

https://twitter.com/kruchoro/status/1114039511493664768

 

作業が終わったというサインを用意しておく

ゴールを明確化する方法として、作業が一区切りしたら一区切り終わるごとに、「作業が終わった!」と感じられるようなサインを用意しておくのがおすすめです。

 

私たちはずっと作業を続けていると物事の進展を感じられず、いつまでも経っても作業が終わらないと思い込んで大きな不安を感じるようになってしまうのです。

 

しかし、作業ごとに終了のサインを設けることで、作業に一区切りがついたことを脳みそが認識し、作業が進展している感覚を得られるようになるのです。

 

作業が進んでいる感覚が大事

そうして作業が進展している感覚を得られれば、終わりの見えない漠然とした不安感もうまく頭の中で処理できるようになります。

 

仕事や勉強に対する漠然とした不安感を感じないためには、一つ一つの作業の終わりや目標を明確にして、短いスパンでもきちんと達成感を得られるように設定しておくことが大切です。

・正しくない努力に気をつけて、心理学的に正しい努力を身につける方法

https://kruchoro.com/post-2995/

作業の終わりを決めないとストレスを常に抱えることになる
目標やゴールを決めないと不安を感じて集中できなくなる
1つ1つの作業に区切りを設けて進展と終わりを意識しよう