努力家が行っているやる気アップ戦略
やる気に関する問題というのは誰でも一度は悩まされた経験があるかと思います。
せっかくやりたいことややるべきことが見つかっても、行動を起こすための元気ややる気がなくなってしまっては、結局何もこなすことはできません。体調と同じように感情の管理も成功のための重要なポイントなのです。
そこで今回は、ちょっとした工夫でやる気がアップする心理テクニックについて紹介しながら解説していきます。
しかも今回紹介するやる気アップの方法は、低学年の小学生くらいのお子さんでも一人で行えるくらいにシンプルで簡単なものとなっていますので、自分自身だけではなく他の人のモチベーションも管理しなくてはいけない人は、部下や子どもたちに教えてあげてモチベーションアップをしてみてください。
自分を褒めると努力が続けられるようになる
今回紹介するのは、自分で自分自身を褒めて元気づける、激励するという心理テクニックです。一見するとかなり子供っぽくて安易にも感じられる方法ですがきちんと効果があるテクニックです。
アメリカ、ミシガン州立大学で研究を行っているジョエル ブロフィ博士は、自分で自分を褒めることができる人ほど長く努力を続けることができるということを研究で発見しています。
作業の負担が大きくて辛く感じる場面や、面倒臭くなって手を抜きたくなったときに「よくやった、偉いぞ!」と自分自身に声をかけることで、萎んでしまったやる気をもとに戻すことができるのです。
難しい問題にぶつかったときにも使える
これはたとえば、学校の勉強などで今まさに難しい問題を説いているときに「きちんと勉強してすごいぞ!」と努力を褒めるというふうにも使えます。
また、これからやらなければいけないことがあるのだけどゲームをしたりテレビを見たりといった誘惑を感じたときに「ここで作業を始めたらカッコいいぞ!」というふうに集中すべき事柄に注意を向けるというふうにも使えます。
疲れたときには自分に話しかけてあげよう
というわけで、面倒臭いけれど自分のためになることをやるときや、疲れてやる気がなくなってしまったときに積極的に試してみると良いです。自分で自分を褒めることは無料でできますし、一人だけの作業なので誰かにサポートして貰う必要もなく一人ですぐにできます。
以前に紹介したセルフトークに関する心理学研究でも、自分自身に話しかけられる人はメンタルを強く保つことができるという結果が出ていましたが、たとえ独り言であってもポジティブなが励ましは自分自身を元気づけたり勇気づける効果があるのです。
ぜひこのテクニックを身につけて、独り言をぶつぶつと話す怪しい成功者になっていってください。