今年の恋愛を振り返ってプラスに変える ダメ恋回避シリーズVOL.6
ダメな恋を一度経験しただけで回避できるようになればいいかもしれません。
「こういう人はダメなんだな」ですとか「こういう付き合い方はダメなんだな」と考察できれば、それは次の恋愛に影響を及ぼして良い関係を築けるようになります。
しかし残念ながら、私たちは、自分が思っているよりも自分自身のことを正確にわかっていません。同じように、これはカップルにおける二人の人間関係についてもきちんと理解できていないかもしれません。
恋愛関係がどのように破綻してしまったのか?という本当の理由を知るたえには客観的に分析をする必要があるのです。
というわけで、次の恋愛を成功させるためにも、今年一年間の人間関係を振り返ってみましょう。 今回は過去の恋愛を正しく振り返るためのポイントを心理学の視点から解説していきます。
過去の恋愛の振り返り方その1
振り返るための適切な準備をする
人の心や思考はその時の状態に大きく左右されます。振り返るときもこれは重要で、タイミング次第では間違った判断や評価につながってしまう恐れがあります。
正確に過去の恋愛を振り返るためにも、それなりの準備が私たちには必要なのですね。特に失恋したての人はまだその準備が整っていないかもしれません。
一般的によくあるのが、失敗したときに反省するというものです。確かに問題が起きたり落ち込むことがあったときに「何が悪かったのか?」と考えるのは当然ですね。
しかし、このような状態で過去の恋愛関係について熟考するするのはあまり好ましいこととは言えません。
ネガティブなときに振り返らない
これが多少の落ち込み具合であれば反省は役立つのですが、気持ちがネガティブな面に振り切っているときに評価や判断を下そうとすると私たちは往々にしてそれらを誤ってしまいます。
先ほども言いましたが、特に失恋したての人は真っ暗なフィルターを通して世界を見ているようなものなので、何を考えても客観的な判断を下せないかもしれません。
このような状態のときに恋愛を振り返ると、必要以上に自分を責めてしまったり、自分の問題を相手に責任転嫁してしまいます。これでは次の恋に経験をつなげることができません。
ポジティブなときにも振り返らない
また、逆に気分がポジティブ過ぎてもよくありません。そういうときには「たまたま運が悪かっただけだ」と考えて自分の行動や思考を改める機会を失うことになります。
理想はネガティブでもポジティブでもない中立的な気持ちになっているときに、二人の関係性を見直すと良いです。このとき自分を責めすぎたり、相手に寛容になりすぎたりしないように注意しましょう。
判断が偏ってしまう原因となる睡眠不足はご法度です。深呼吸を数分間行い、呼吸を整えてから振り返るのも良いでしょう。準備ができたら次のステップへ移行します