くるくるちょろちょろ心理学研究所

心理学・医学・経済学の研究論文の解説と考察をしています

人助けで失敗しないために気を付けるべきこと 前編

人助けに失敗するパターン

人助けは大切!ギバーになろう!といったアドバイスが増えていますが、他者へのサポートはうまくやらないと自分を追い込んでしまう原因にもなります。

 

人助けにもバランスやルールがあり、やりすぎは良くないのです。

 

そこで今回はうまくギブアンドテイクをこなして、自分も相手も幸せになれるアドバイスを解説していきます。

 

自分を犠牲にしてまで助けない

「自分を犠牲にしてまで助けない」これが人助けの基本にして最大のアドバイスです。

 

自分を犠牲にしてまでサポート相手を助けようとすると、ストレスや疲れを過剰に感じてしまい、かえって健康を損なってしまう可能性が高いことがわかっています。

 

仕事で他人の手助けばかりしていて自分の時間を削りすぎている人は、負担が大きくなりすぎて、ついには耐え切れなくなって生活のバランスが崩壊する確率が高なってしまうのです。

https://kruchoro.com/post-5126/

 

仕事もプライベートも頑張りすぎてはいけない

頑張りすぎて仕事を請け負いすぎたために、仕事でもプライベートでも、日々の生活はダメになってしまいます。

 

この現象は恋愛や結婚生活でも見られるもので、付き合っている相手の欲求を満たそうとばかりして頑張っていると、半年といった短い期間で気分が落ち込み、鬱のような状態になりやすくなってしまいます。

 

頑張りすぎても恋愛はうまくいかないのです。このような悲劇を起こさないためには、自分の限界を知っておき、常に余力を残しておくようにしましょう。人助けの前に自分を助ける必要が出てくるかもしれませんからね。

https://kruchoro.com/post-7728/

 

助けるときは一気にやる

運動や勉強や仕事といった努力は、基本的には、一気に頑張るよりも少しずつでも毎日行うほうが良いのですが、人助けはこの法則に当てはまりません。

 

ポジティブ心理学を研究している著名な心理学者のソニア・リュボミアスキー博士によれば、1日1回ずつ毎日人助けをした人よりも、週に1日だけ5回の人助けをまとめたて行った人のほうが幸福度は高くなることがわかりました。

https://twitter.com/kruchoro/status/1122998495537975296

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まとめて人助けすることで印象が強くなる

こうなる心理的な理由は、一度にまとめて多くの人助けをすることで、「自分はこんなにも人を幸せにしているんだ!」と思いやすくなるからです。

 

逆に、毎日にちょっとずつ人助けをする場合には、それぞれの人助けのインパクトが薄くなってしまって幸せを感じにくくなってしまうのです。

 

100円で100個のものを買うよりも、まとめて10000円を使うほうが質の良い物が買えるのと同じです。良い物を手に入れた、良いことをしたという感覚が大事なのですね。

 

長くなってきたので今回はここまでです。というわけで、まずは今回紹介した「無理をしない」「まとめて行う」を意識して誰かのサポートをしてみてください。

→続きの解説(後編)