叶えたい目標を達成するのに使える3つの科学的なポイント

やる気・モチベーションの心理学
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目標設定3つのポイント

目標達成や新しい習慣の獲得が難しいのは、そもそも努力の方法を間違えて覚えてしまっているからだということがわかっています。自己啓発本やビジネス本など、夢をかなえるためのメソッドが普及したおかげで多くの間違った知識も広まってしまったのです。

 

そこで、今回は科学的に正しい目標設定のやり方について、3つのポイントをもとに話していきます。

 

大きすぎる目標は小さく分ける

大きな目標はできるだけ小さく分解していって手を伸ばしやすいサイズにすることで、目標達成がしやすくなることがわかっています。

 

まさに格言の「困難は分割せよ」です。マイクロソフトのビル・ゲイツもよく言っていますね。

 

多くの人が犯してしまいがちな失敗例の一つが、大きすぎる目標設定です。このように最初に大きな目標を立てると失敗しやすくなってしまうので、目標を掲げた後はそれを噛み砕いて小さなサブゴールを作っていくことが大切です。

 

また、こうしてできたサブゴールにもきちんと期限を設ける必要があります。そうしないとダラダラしてしまいますからね。

人と同じ目標を立ててはいけない心理学的な理由
心理学的に正しい目標達成の方法心理学の研究によると、目標の達成のための努力は間違えて解釈されているということがわかっています。つまり、目標達成や新しい習慣の獲得が難しいのは、そもそものやり方が間違っているからなのですね。

 

身近な人たちに叶えたい目標を話す

新年の目標など達成したいゴールは友人や家族など、自分の身近にいる親しい人たちに話しておくと、失敗に対するプレッシャーがかかるため成功率が倍になることがわかっています。

 

これはパブリックコミットメントと呼ばれる心理テクニックです。周りに目標を宣言すると、達成しないと格好悪くなったり信用を失うことになるので、目標を達成しようとみんな必死に頑張るようになります。サボり防止のテクニックの一つですね。

心理学者に学ぶ、心理学的に正しい目標達成の方法
心理学的に正しい目標達成のポイント心理学の研究によると、私たちの多くは目標の設定の仕方を間違えて行っている!!ということがわかっています。これは悲惨な話ですね。つまり目標達成や新しい習慣の獲得が難しいのは、そもそものやり方が間違って...

 

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サブゴールの達成ごとにご褒美を用意する

サブゴールを達成するたびに自分にご褒美をあげてみると、自分が前に進んでいる感覚が得られるためモチベーションアップにつながります。

 

心理学の研究では、この「前に進んでいる感覚」というのがとても大切な要素の一つであることがわかっています。目標に近づいているだけでやる気が出てきて幸福度も高まるので一石二鳥の心理テクニックなのです。

 

ご褒美と目標はぶつかってはいけない

ただし注意が一つありまして、このときのご褒美は目標を妨害するものや目標から遠ざかってしまうものではいけないということです。例えばダイエットをしているのに、痩せてきたらご褒美にお菓子を食べるというのはナシということです。

 

もちろん、たまにはチートデイを作って休んでもいいのですが、サブゴールの祝杯には目標に反しない別のご褒美を考えましょう。

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