不安がなくなる考え方
今回は不安な気持ちを払拭して積極的に行動していくための考え方を話していきます。
今回の話では不安を過度な不安、不必要な不安として扱って話しています。しかし以前にも少し話したことがありますか、適度な不安は幸せや成功するために必要です。
なので、今回の話は不安感が強すぎて行動できずに困っているという時に参考にしてみてください。そこまで大きな不安でない場合は役立つことも多いのでスルーで大丈夫です。
繰り返しますがすべての不安が悪いわけではありませんので、すべての不安を取り除く必要もありません。過剰な不安感を感じたときに今回の思考法を使ってみてください。
不安はネガティブな未来予測に過ぎない
まずは不安の正体について話していきます。不安についてよくよく考えてみると、不安というのある意味ただのひとつの未来予測にすぎないということがわかります。
恋愛を例にとってみると、「彼女に告白したらフラれるかもしれない」というのがひとつの悲観的な未来予測ですね。
ということは、「彼女に告白したら、付き合えるかもしれない」というのもひとつの明るい未来予測です。つまり、ネガティブ思考もポジティブ思考も未来に対する一つの考察に過ぎないのです。
プライドが高い人ほど不安感が大きくなる
ところで私たちには未来がはっきり見えるしょうか?答えはノーですね。
もしも未来が見えるのならすごいことになります。自分がこれからすることや他人がこれからすることが手に取るように分かるのですから投資をすればたくさんお金を稼いでいて、自分の思い通りに動くように他人を操ったり、気になる人がいたらすぐさま恋愛関係にもなれます。
しかし、実際の私たちにはそういう能力がありません。それにもかかわらず不安の予測をして行動ができないのはプライドが高いからです。
意外に思うかもしれませんが、プライドが高すぎるからこそ自分のネガティブな予測が当たるかもしれないと考えてしまい、行動できなくなってしまうのです。
不安を感じたらノリツッコミで解決
そこで不安に対処するためにまずは自分のプライドが高すぎることを自覚しましょう。
そして不安を感じたら、不安を感じている自分にノリツッコミをしてあげましょう。
「なんか不安だなぁ。…って、自分は必ず当たる占い師か!」という感じで、声を出してちゃんと自分に突っ込んであげることで不安な気持ちを小さくすることができます。
不安を感じたらとにかく動く癖をつける
不安なことがあっても、その予測が当たるかどうかわかりません。たとえ当たったとしても、私たちにできるのはそのときできる最善の行動をとることだけです。
つまり、どんな場合においても今できる最高のパフォーマンスをすることだけが大切なのです。そして行動しなければ成功することも成長することもありません。ただ沈んでいくだけです。
成功者が不安に負けずにいられるのは、彼らがただ悩み続けているからではなく、動き続けているからなのです。