こんちゃ! ちょっぺ〜です。この前友達と会ったときにこんな相談を受けました。
最近、何をするにもやる気が出ないんだ。
というもの。
誰でも「何だか今日はやる気が起きないなあ」という気持ちを感じた経験はあると思います。また、そんなときでも何とかしてやる気をうまくコントロールできたらと思ったこともけっこう多いかと思います。
神経科学的な観点から見ると、やる気が出ないのは人の意欲に大きな影響を与える脳内の報酬物質が適切なときに放出されていないということ。単なるやる気という気持ちの問題ではなく、脳内のやる気ホルモンが分泌されていないので、「行動できたら良いな」と頭の片隅では思えても、やる気が出ない。
これを解決するには、やる気に影響を与える脳内物質を出しまくればいい、ということになります。
やる気がないときに気合いを入れても効果がないのは、お腹が空いているときに「よし、焼き肉を食べまくったと思おう」と決めても空腹が満たされないのとおんなじです。空腹を満たすためには食べ物を食べなくてはいけない。やる気を出すにはやる気ホルモンを脳に食べさせなければいけない。
このやる気ホルモンは、ドーパミンというやつで、有名なので何度も聞いたことがあるかもしれない。幸せホルモンと間違えられていた過去があるので、ひょっとしたらまだ誤解している人もいるかもしれませんが、ドーパミンは意欲、やる気に影響を与えるホルモンです。
さて、一番大事な問題はドーパミンの出し方です。ドーパミンを出せばやる気が出る。じゃあどうやって出すのさっ?てこと。注射とか薬とか必要ならダメじゃん?
安心してください。履いてませんよ。ドーパミンを出すには、行動を起こせばいいのです。
へ? いや、その行動を起こす気が出ないから、ドーパミンの出し方を教えてくれって言ってるの! という人へ。
最初の行動を起こすのに「気」なんていらない。ただやればいい。これはできるかできないかではなく、やるかやらないかの問題です。最初の行動を起こせれば、やる気は勝手に上がってきます。というのも、人はやる気があるから行動するのではなく、行動するとやる気が出てくるからどんどん成長したくなるのです。一番大事なことはやる気を待たないこと。やる気はこっちから迎えにいくんです。好きな人に会いにいくようなつもりで。
やる気も恋も待っている時間は無意味! 行動しないことにはただの妄想ごっこでしかない。そのままでいいのならそれでいいけれど、あの娘のハートをゲットしたいならまずは声をかけるという簡単なところから始めればいいんです。簡単で、ささいなことでも、それは行動。一歩は小さいけれどあなたが行動することでしっかりとやる気ホルモンが出てきてくれて、もっと行動したくなりますよ。
恋とドーパミンは待ってはダメ! さあ今すぐ、迎えにいこう!