あなたは大丈夫?本当はやってはいけない、間違ったポジティブ思考

ストレスの心理学
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間違ったポジティブ思考

今回は「世間でよく言われるけれど実際には間違っているポジティブ思考」について解説していきます。

 

今回のポイントは以下の3つです。

 

  • 仕事を楽しまない
  • 自信を持たない
  • 行動だけを評価する

 

意外なアドバイスも入っていますね笑。それでは順番に話していきます。

 

楽しくもないのに無理に仕事を楽しまない

「楽しむために好きなことを仕事をしよう!」というのは間違っていることがわかっています。

 

確かに楽しく仕事ができればそれに越したことはありませんが、実際にはまったく仕事が楽しくもないのに自己啓発的なアドバイスに従って無理に楽しもうとすると、逆効果になってしまいます。

 

以前にも解説した「シロクマのリバウンド効果」が起きてしまうので、楽しいことではなく逆に仕事の嫌な部分だったり退屈な部分が余計に気になっていきます。その結果、ポジティブ思考のせいでどんどんやる気が無くなってしまうのです。

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嫌なものは素直に認める

上記のような心理が起こってしまうので、仕事が楽しめなかったりやる気が起きないときは、仕事をしたくない気持ちを素直に認めましょう。

 

特定の作業をしているときに面倒臭いと思っている自分を認めたうえで、感情と行動尾を切り離していきます。「それはそれ。これはこれ」という感じです。仕事を好きになったりやる気が出るのを待つのではなく、そういった感情と切り離して淡々と作業を進めていくのです。

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自信を持たない、自尊心を持つことをあきらめる

自信をたくさん持ったほうがいい!と誰もが考えがちですが、自信や自尊心にこだわる必要はありません。

 

確かに自尊心が高いと様々な心理的なメリットが受けられますが、自尊心にこだわると失敗を許さない気持ちが強くなって自分を追い込ませがちになってしまいます。

 

すると、手段と目的が入れ替わって、自信を高めるためにメンタルを消耗してしまうのようになるのです。

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感情を評価しない、行動だけを評価する

認知行動療法のもととなった論理療法を考案した臨床心理学者のアルバート・エリス博士は、 自尊心のことを「人の感情を乱す最悪の敵」と呼んで警告しています。昔から「自信」という言葉に縛られて悩んでしまう人が多かったのですね。

 

なので、先ほどの話と同じように、まずは感情と行動を切り離して、自分の気持ちではなく行動自体に目を向けていきましょう。

 

そして、自分がそのとき行った行動を評価し、どの点が良くでき、どの点に改善の余地があるのかを考えることが大切です。

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