幸せとポジティブな心理はまわりに伝染する

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好意と感情は人に感染する

「たとえ楽しくなくても、笑っていれば気持ちが楽しくなってくる」という心理現象は有名ですよね。

 

まるで美味しい食べ物の匂いに誘われてしまうドラゴンボールの悟空のように、自分の行動や表情につられてプラスの感情がひょいひょいと出てくるのです。

 

面白いことに、実はこの心理は人間関係でも起こる現象でもあります。

 

つまり、あなたが笑うとそれにつられて周りにいる人も楽しくなって笑うようになるのです。

 

自分の気持ちが明るい状態であれば、目の前の相手にもその感情は映ります。ツイッターでは返報性の原理だと言っていますが、この心理現象を一般的には心理的感染効果と呼びます。

 

 

笑顔につられてポジティブに見えるようになる

例えば、アメリカの南メソジスト大学のダニエル ホワード教授とチャールズ ゲングラー博士が132名の女性を集めて行った心理実験によると、相手がプラスの感情を想起させるように、にこやかな笑顔である情報について話すと、その笑顔につられて、聞き手もその情報についてプラスの感情を持つことがわかっています。

 

実験では、ある商品について二人一組で話し合ってみてもらうという内容でしたが、片方の実験参加者が商品についてにこやかに「この商品って素敵ですよね」と言うと、相手の実験参加者の人もその商品を好意的に評価するようになったのです。

 

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明るく元気な人に惹きつけられる理由

私たちは相手から楽しそうに話しかけられるとなんだか楽しくなり、退屈そうに話しかけられるとなんだか居心地が悪く感じるようになっています。

 

常に明るく元気でいる人に人が集まるようになるのはこのためです。誰だって居心地の良い相手と一緒に過ごしていたいと思いたいものですからね。

 

つまり、好きな人やこれから仲良くなりたい人と話すときには、明るく楽しい雰囲気と表情を作って話しかけることでお互いの仲がより深まるようになるのです。

 

幸せは感染します。あなたが幸せになれば、周りにいる人たちも幸せになれるのです。

 

あなたの幸せはあなた一人だけに影響があるのではなく、他の人たちにもきちんとプラスの影響があるのです。笑って、幸せになりましょう。

 

明るい表情でにこやかな会話をすると、会話の内容もポジティブになる
「楽しいね」と人に言われると本当に楽しく感じるようになる

 

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