女の子が恋に落ちる法則
昔から都市伝説的にささやかれていた「女性は生理周期によって発情しやすくなることがあるのか」問題について、海外の学術機関が調査し答えを出してくれました。
この研究から、女の子には恋に落ちやすい時期があることが科学的に証明されました。
生理中の女性は恋に落ちやすい
2018年、ドイツにあるゲオルク アウグスト大学のジュリア ユンガー博士は、18〜35歳の女性157人を対象にして彼女たちの生理中の恋愛活動に関する変化を調べる実験を行いました。
生理中の女性に男性が女性を口説いている動画を見せて、男性の好みが変化したかどうかを調べたんですね。
すると、女性ホルモンが増えていた女性はどのような男性に対しても性的な魅力を感じるようになることがわかったのです。
要するに、特に女性ホルモンが増える時期の女性は、男性のことが普段よりも魅力的に見えるようになって恋に落ちやすい状態になっていたということですね。
男女では恋に落ちる理由も異なる
女性だけ特別に恋に落ちやすくなる要因というのは、他の心理学の研究でもいくつか確認されています。男性とは微妙に恋活を始める動機が違うのですね。
ちなみにこのとき、男らしい男性に惹かれるといった反応は特には見られなかったそうです。
ですから男性としてはわざわざ男らしく振舞う必要なく、普段の自分の調子で意中の女性を口説いていけばいいってことですね。
では、男性の場合はどうでしょう?
男性ホルモンで有名なのがテストステロンですが、例えばこれが増えると仕事できるようになったり、自信がついて男性らしくなったり、また浮気しやすくなることもわかっているので、男性の場合にもホルモンの変化が恋の落ちやすさに関係がありそうですね。
男性が魅力的に見えすぎるので気をつけよう
ともあれ、男性側からしたら目の前の女性が生理中かどうかを見分ける手段は今のところないので、この研究は女性が恋に落ちやすい時期に下手な男性に引っかからないように気をつけるのに役立つ内容ですね。
そしてカップルの場合には、この生理周期によってイチャイチャしやすくなるということですね。
ですから、その時期にお互いの仲を深めるのが長く付き合っていく上で○ですね。
彼女がいる男性はこのことを知っておくと、相手の気持ちを理解しやすくなってお互いに心の距離が縮めることができます。
女性ホルモンは体にめっちゃ影響がある
最後におさらいをすると、とにかく女性ホルモンが増えると恋に落ちやすいということです。
さらに女性は恋に落ちると女性ホルモンが増えて食欲が減退することもわかっているので、相乗効果が働いてラブ感が増していきます。まさに愛のスパイラル。
また、思春期の女子が恋に落ちやすいのも、この女性ホルモンの数値が高いためですね。身もふたもない言い方をすると発情しているのです。
ちなみに一目惚れも心理学的には発情の部類に入ります。相手に運命を感じているわけではないのですね。
だからと言って、一目惚れが悪いわけではないので悪しからず。
女性ホルモンの扱いに関しては、バランスの良い食事(糖分を摂りすぎない、脂質やタンパク質を少なくしすぎない)や運動習慣が重要みたいなので、生理周期に気分や体調が落ち込みやすい人は食事の方法などの生活習慣を変えてみるのも手ですね。