くるくるちょろちょろ心理学研究所

心理学・医学・経済学の研究論文の解説と考察をしています

最初の印象はその後も続いていく 一目惚れの心理学

一目惚れ

一目惚れは科学的にあり得るのか?

あなたは一目惚れをしたことがありますか?

 

世の中には一目惚れは信じる派と信じない派がいますよね。深く知り合ってもいない、ましてや話しかけてさえいないのに相手の性格がわかるわけがない、だとか。その場の勢いじゃないか、だとか。

 

一目惚れを否定する、いろんな言い分があると思います。科学的に答えると、そういう思考は正しいし、また同時に正しくはありません。

 

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一目惚れは心理現象の一つ

一目惚れを信じる派と信じない派、両者を分けるのはおそらく、経験による違いが大きいと思います。一目惚れを経験したことがある人は信じるだろうし、そうじゃない人はあんまり信じられないでしょう。

 

一目惚れがあるかないか、という質問の答えは「一目惚れという現象はある」です。しかしコントロールできない運命というのではなくひとつの心理現象なので、それを信じるか信じないか、その恋愛方法を採用するかしないかはその人の自由ですね。

・恋活・婚活中の人必見!付き合ったら素敵な恋人になる人を見抜く方法!恋人選びの心理学

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一目惚れの心理、初頭効果

一目惚れというのはいくつかの心理効果が合わさって起こっているのですが、ひとつには「初頭効果・やまびこ効果」という、最初の印象に心が引っ張られていくというものがあります。

 

つまり、最初に出会ったときに「素敵な人だな」とか「話しやすい人だな」という相手の印象が生まれると、わたしたちの脳みそにはバイアス(偏見)がかかって、その印象に関連した相手の行動を多く見積もったり、最初の印象が記憶の中に残りやすくなるのです。

 

家に帰って一人になってからも「相手はこういう人だったな」と相手の情報をわかりやすくするために一番強い印象ラベル付けします。

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好きになった相手からは好かれるようになる

また、最初に相手を「良い人」だと感じると、わたしたちはその人ともう一度会ってみたいと思うものなので、そのぶん互いのコミュニケーションの量が増えて仲良くなりやすいということもあります。

 

相手から見ても、あなたに好意を抱いてもらっている状態は心地よいので、一目惚れがこちら側の一方的な感情だったとしても、お互いに距離を縮めやすくなります。

 

そういった経緯から一目惚れしやすい人ほど初頭効果による恩恵を受けているので、さらに一目惚れの存在を信じていくということです。

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初頭効果で嫌われる可能性もある

では、一目惚れを信じない人には初頭効果が働いていないのかというと、違います。

 

初頭効果というのは「最初に感じた相手の印象」なので、良いとか悪いではありません。ですので、最初に会ったときに「なんか嫌な感じの人だな」と感じると相手の嫌な側面ばかりが目に入ってきやすいという効果もあります。

 

これは考えてみるとけっこう損ですよね。ただ、そういう警戒モードのおかげで自分の身を守れるケースもあるので判断が難しいところです。直感を信じるのであれば、ある程度の直感に関する知識を持っていた方がいいだろうとわたしは思います。

 

つまり、直感というのはわたしたちがその存在を信じるか信じないかに関係なく、わたしたちに見た目でも相手の性格や行動をある程度推測できるように機能していますし、実際にそうやってわたしたちは物事や付き合う人を無意識に評価して生きているということです。

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