バカと天才にはあって、凡人にはない能力というものがあります。
実は、バカと天才の脳みそは脳科学的に似ています。昔からバカと天才は紙一重と言いますが、これはあながち間違いではないのです。
バカと天才の共通点、それはシンプル思考です。
シンプルに考えることで問題は解決する
頭が良い人は複雑なことでもすぐさま理解し、時にわかりやすく説明してくれます。
普通の人からすると、どうしてそんなことがすぐに思い浮かぶんだ?と不思議に思うようなことでもパッと出てきたりします。
これは思考の構造がシンプルだからです。
頭の良い人の脳内では、実はシンプルな思考が行われおり、難しい問題に挑戦するときほど彼らはシンプルに考えます。脳みそにとってはそれが最短で最速の情報伝達方法なのです。
複雑なことは誰でも疲れてしまう
逆に複雑なことを複雑に考えようとすると、脳みそはえらくエネルギーを消費してしまい、道の途中でエネルギー切れを起こしてしまいます。勉強や仕事に集中できない人の脳内ではこれが起きています。
仕事ができる人というのは常人の倍働きますが、彼らは常人の倍のエネルギーを使っているわけではありません。仕事や勉強ができる人というのは、エネルギーの消費効率が極めて高いのです。
しかしそれは彼らの顔や頭を見ていてもわかりません。脳内で起きていることですからね。
ですから、一見すると仕事ができる人は普通と違うエネルギー量と頭の回転の速さを持っているのだと思ってしまいますが、実はどんな人間であってももともと使っているインフラはほとんど同じです。ただ、頭の良い人の脳内インフラでは渋滞が起きていないのです。
天才とバカに共通している能力
バカの脳内でもこれと同じことが起きています。
バカと呼ばれる人たちは知識こそ少ないかもしれませんが、シンプルな思考を使いこなすことで知識量をカバーして余りある行動力を身につけています。
これがバカと天才が成功している秘訣です。
堀江貴文氏も「バカな人は、頭が中途半端に良い人(小利口な人)よりも成功しやすい」と発言しています。ちなみにたしか落合陽一氏も、行動やモチベーションというテーマで似たような発言をしています。彼らは経験からそう言っているのかもしれませんが、実はバカと天才にはきちんと科学的な繋がりがあるのです。
というわけで、みなさんもシンプルに物事を考える練習をしましょう。シンプルな思考は高い幸福度にも直結する思考法ですからね、身につけておいて損はありません。
最後に、バカバカ言ってすいませんでしたw。
・幸せを多く感じている人に共通の思考パターンは、物事を単純に考えてすぐに忘れること