パニックになった心を落ち着かせるための心理テクニック!小説家のように考える I think法

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実況中継で心を冷静な目で見つめる

 

自分に対する意識を高めて客観的な目線で自己分析をするためには、I think 法というトレーニング方法を使うといいです。

 

この方法は冷静さを取り戻す時にも使えます。

 

例えば「私は暑いと思った」というような感じで自分の気持ちや考えたことを他人事のように実況中継するのです。

  

自分に語りかけることで感情がコントロールできるようになる

 

辛いことがあったなら「私は悲しいと思った」、腹が立つことがあったなら「私は〜のことが許せないと思った」という風にネガティブな気持ちや思考もそのまま文章にします。小説家になった気分で、自分の心情を言葉にするのです。

 

これは内言語法とも呼ばれ、自分自身に語りかけることで感情の所在と正体が明らかになり、気持ちをコントロールすることが上手くなっていくという心理を利用したテクニックです。

 

どうして自分の感情を明らかにする必要かあるかというと、正体のわからない感情を私たちは扱うことができないからです。

 

誰でも、なんだかよくわからないけれどソワソワする!という気持ちを感じたことは一度くらいはあるかと思いますが、これはパニックに近い心理状態です。

 

溢れてくる感情をコントロールできずに思考が支配されて、何をしていいのかわからなくなってしまうのです。

 

そこで、まずはそのようなネガティブな心理状態になった原因を突き止めるために自分の感情に意識を向けて、どんな気持ちがするのか、どうしてそんな気持ちを持ったのか、を理解することが必要なのです。

 

 

正体不明なものを一番怖がる心理

正体がわかれば私たちは意外とあっさり落ち着くものです。そして原因がわかれば対策も打てます。ただ悩むだけではなく行動することができるよになるのですね。

 

なので、まずはマインドフルネスと同じように自分の感情を知り、それを受け入れるところから始めないと私たちは冷静に自己を見つめることができないのです。

 

パニックになったり不安な気持ちなどのネガティブな感情に心が支配されたら、「〜と思った」「〜と感じた」と声に出して言ってみましょう。

 

小説の文章というイメージが沸きにくい人は、アニメや漫画の登場人物のように自分を捉え直してみると良いです。

 

自分の感情を言葉や文章にするだけで感情をコントロールすることができるようになる
パニックになったらそのままの気持ちを文章にしてみよう
小説家になった気で自分の状況を描写すると冷静に自分を見つめることができるようになる

 

kruchoro.com

 

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