心理学的に正しくお金を使うための8つのポイント
幸せになるためのお金の使い方の続きです。前回のことを軽くおさらいすると、お会計は先に済まそう、大きな幸せを追うよりも小さな悩みを解決しよう、ということでした。
今回の心理解説は途中のポイントからですので、最初からポイント解説を知りたい人は過去の記事を読んでみてください。
- 物ではなく経験を買う
- 自分ではなく他人を喜ばせるためにお金を使う
- 一度だけの高い買い物ではなく、複数回の安い買い物をする
- 修理や保証にお金を使わない
- お会計は商品が届く前に済ましておく
- 小さいことを気にする
- 買うものについて事前に調べない
- 人気がある商品やサービスにお金を払う
今回は7つ目のポイントから解説していきます。
買うものについて事前に調べない
こちらも意外なのですが、商品を調べすぎると不幸を招きます。これは必要以上にアイテムの購入に時間をかけすぎてしまうからです。
特にオンラインで買い物をしていると、複数の商品をピックアップして、それらの評判やスペックといったものをいつまでも調べ続けてしまいます。そうこうしているうちに、ちょっとした欠点や他の商品のメリット、お得なキャンペーン情報も気になってきて終わりが無くなります。心配性な人ほど陥りがちな罠ですね。
なので、この過剰な調査を防ぐためにも、商品についてはあまり調べ過ぎないほうがいいのです。重要なのは最低限の機能や値段設定です。このポイントさえ踏まえておけば、影響力の小さい細かな欠点には慣れていきます。
人気がある商品やサービスにお金を払う
こちらも意外なアドバイスです。先ほどの時間短縮の話ともつながるのですが、迷って大量の時間を消費するくらいなら単純に人気がある商品を買いましょう。
人気があるのにはそれなりの理由があります。もちろん完璧に自分の好みというわけにはいかないかもしれませんが、先ほども言ったように及第点さえ取れれば、使っているうちに私たちは満足していきます。
また暗示のようなもので、多くの人が良いと感じているものを好きになる心理的なメカニズムがあるので使っているうちに気に入ってくるのです。
なので、もちろん自分の好みに合ったものが見つかれば一番なのですが、時間をかけて迷ってしまうよりは人気の商品やサービスを選ぶほうが幸せになれます。
幸せになるお金の使い方まとめ
というわけで、心理学的に正しい8つのお金の使い方でした。最後にもう一度リストを上げます。
- 物ではなく経験を買う
- 自分ではなく他人を喜ばせるためにお金を使う
- 一度だけの高い買い物ではなく、複数回の安い買い物をする
- 修理や保証にお金を使わない
- お会計は商品が届く前に済ましておく
- 小さいことを気にする
- 買うものについて事前に調べない
- 人気がある商品やサービスにお金を払う
簡単にまとめると、お金を使うときには、買うものを調べすぎず、人気の高い商品を親しい人にプレゼントし、自分に使う場合はなるべく物ではなく経験を買うという感じですね。そして支払いは先に済ませておきましょう。