スタンフォード式 最高の睡眠
今回はスタンフォード式 最高の睡眠について解説していきます。本書の内容や睡眠学に興味のある人は参考にしてみてください。
著者について
スタンフォード式 最高の睡眠|超一流の眠り方は、スタンフォード大学医学部精神科教授、同大学睡眠生体リズム研究所(SCN ラボ)所長でもある西野 精治医学博士の本です。
西野博士はほかにも、精神保健指定医、日本睡眠学会認定医、米国睡眠学会学会誌「Sleep」編集委員、日本睡眠学会学会誌「Biological Rhythm and Sleep」編集委員、徳島大学医学部・愛知医科大学・昭和大学客員教授、一般社団法人良質睡眠機構の代表理事など数々の立派な経歴をお持ちの方です。
睡眠はなぜ大切か
睡眠は一日の時間のうち三分の一を占めているのにも関わらず、良質な睡眠のとり方を学ぶ機会は限られています。
これには睡眠学がまだ発展途上で、睡眠のメカニズムや効果については不明瞭なことが多いためです。不確かなことは学校では教えられないのですね。
しかし現在わかっている睡眠の意味や効果を知るだけでも十分な研究が進んでいます。
3つの代表的な睡眠の効果
例えば、睡眠の効果を少し挙げると、免疫力の向上、老化防止、記憶の整理と定着など、少し挙げただけでも睡眠はかなり重要な役割を担っていることがわかります。
そこで睡眠の質を高める方法をいくつか紹介します。
睡眠の効果は
- 免疫力の向上
- 老化の防止
- 記憶の整理と定着
睡眠の質を高める3つのポイント
お風呂に入ると眠れるようになる
寝る前にお風呂に入ることで寝付きやすくます。
これはお風呂に入ることで体温が調節され、体が就寝状態になるために必要な深部体温の低下が起こるからです。
よく眠くなると手足があったかくなりますが、これは深部体温を下げるために体が熱を発しているのです。そうして体温を調節して体が眠る準備をするのですね。
なので、足が冷たいからといって寝るときに靴下を履いていると睡眠の質が下がってしまうのでダメなのです。お風呂に入って手足を温めてから眠りにつきましょう。
7~8時間睡眠が健康になりやすい
最適な睡眠時間は個人によってバラツキがあるので、自分でしっくりくる時間を調べる必要があります。
基本的には7時間睡眠を心がけて、足りないようだったら8時間睡眠にするという感じです。だいたいの人は7~8時間のあいだに最適な睡眠時間は収まります。ただし最低でも6時間は眠りましょう。
同じ時間帯に寝る習慣を持つ
そして睡眠時間と同じく大事なのが、毎日同じ時間帯に眠る習慣を持つということです。
毎日同じ時間帯に眠るようになるだけで睡眠は安定し質も高まります。夜更かしや時差ぼけで体の調子が悪くなるのはこの習慣が守れていないからなのですね。
もちろん、睡眠不足は言わずもがなダメです。
まとめ、本とインタビュー記事紹介
というわけで、スタンフォード式 最高の睡眠|超一流の眠り方の簡単な解説でした。本書の内容が気になった人は購入して読んでみてください。
- お風呂に入ると眠れるようになる
- 7~8時間睡眠が健康になりやすい
- 同じ時間帯に寝る習慣を持つ
またこちらの西野博士へのインタビュー記事も購入の際の参考になるかと思います。