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絶対に怒りを発散してはいけない心理学的な理由

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怒りやイライラを発散してはいけない心理的な理由

怒りやストレスを感じたら叫んだり何かを叩いたり、あるいは運動したりして思い切り発散しようというアドバイスがありますが、心理学的にはこれは間違いです。

確かに運動することはストレスを軽減させてくれるのですが、イライラしている時に激しい運動をしたり、怒りを発散させるために攻撃的な行動するとかえって逆効果になってしまいます。

実は怒りの感情を行動で発散させようとすると、逆に怒りの感情が大きくなってしまうのです。

怒りを発散させると怒りが増幅する

2002 年にアイオワ州立大学の心理学者ブラッド・ブッシュマンは、600人の学生を対象に怒りに関する実験を行いました。

実験ではまず最初に学生たちに怒りを生じさせた後、半分の学生にはサンドバッグで怒りを発散してもらい、もう半分の学生たちには2分のあいだ部屋の中で静かに過ごしてもらいました。

すると、静かにしていた学生はたった2分間で怒りの感情が落ち着いたのに対し、サンドバッグを殴らせて怒りを発散させた学生の方ではかえって怒りが増幅してしまいました

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怒りの行動はさらなる怒りを呼び込む

怒りが増幅した学生たちは怒りの時間と攻撃性が増し、怒りの対象ではない人にまで怒りの感情をぶつけるようになったのです。中には実験室の部屋の壁に穴を開けるまで攻撃的になった人もいました。

つまり、怒りの感情が芽生えた時に、その怒りの感情を表すような攻撃的な行動は、気持ちを鎮めるどころか逆効果になってしまうのです。

暴れたり怒鳴ったりというような行為は、怒りを発散させて鎮めるのではなく、逆に私たちの怒りの感情を増幅させて攻撃的な心理状態にしまうのです。気を付けましょう。

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怒りを感じたら静かに過ごす

怒りを感じた時には激しい行動を起こしてはいけないのです。これをすると、激しい動きに感情がつられて、さらに気分が高揚してしまうのですね。

というわけで激しいストレスに襲われて怒りの感情が芽生えた時には、気を紛らわせるような行動をして静かにやり過ごしましょう

この実験では、静かに過ごしていた時間はたった2分間であっても学生たちの心は落ち着きました

たった2分間だけでも我慢することができれば怒りは自然とおさまってくれるのです。

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イライラしたら気分転換すると良い

この怒りの研究をしたブッシュマン博士も、怒りの感情が芽生えた時には面白い映画を見たり好きな音楽を聴いて気分を変えましょうとアドバイスしています。

怒りの感情を発散したり表現するような動きや運動は NG ですので、メンタルを健康に保ちたいのであれば怒りを感じた時には静かにやり過ごしましょう。

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怒りを発散させようとすると逆に怒りが増幅されて攻撃性が増してしまう
怒りやイライラを発散しようとして激しい運動や行動をしてはいけない
怒りを感じたら好きなことをして静かにやり過ごそう