涙を流す心理的な意味
感動的な映画やドラマを見ていて思わず泣いてしまったということがあるかと思いますが、人はなぜ涙を流すのでしょうか。
実はこうして流れる涙には心理学的に大切な意味があります。
感動的な体験をしたり悲しい思いをしたときに流れる涙は、私たちのメンタルを回復させるのに役立っているのです。
涙にはストレス解消効果がある
アメリカで心理学の研究をしているフレイ博士によると、涙を流すことでロイシンエンケファリンというモルヒネに近い脳内物質が分泌されてストレス解消・鎮痛効果をもたらすことがわかっています。
私たちが流す涙にはストレス解消効果があったのです。
ストレスをプラスに変える心理学!ストレスを味方につけて鋼のメンタルになる考え方
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涙を流すことでホルモンバランスが良くなる
さらには涙を流すことでコルチゾールというストレスホルモンが一緒に体外に排出されて気分がスッキリします。
泣くことで気分がすっきりするのは、ホルモンバランスが調整されていたからだったのです。つまり、涙を流すことは体に良いので何も我慢する必要はないのです。
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心理学・脳科学の研究論文を簡単解説紹介
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泣くのを我慢するのはやめよう
特に男性の人ほど涙を我慢してしまう傾向があるのですが、これでは泣くのを我慢することでせっかくのストレス解消・鎮痛効果が得られる機会を逃してしまっているのことになります。
こうして感情を押し殺すことは逆にストレスにもなります。というわけで、泣くのを我慢するのはやめておきましょう。泣きたいときには泣けばいいのです。
感動する映画や漫画を見たときには涙を流して心をすっきりさせてあげましょう。
幸せに大切なのは気づき!小さな幸せに気づいて幸せになる方法
人は幸せに慣れてしまう幸せの感情は一定ではなく、また同じ体験をしてもそこから得られる感覚は本人の考え方や、そのときの心理状態によって大きく変わります。私たち人間は、幸せという感情に限らず、あらゆることに慣れていく生き物です。
涙にはストレス解消・鎮痛効果がある
涙はストレスホルモンの数値を下げてくれる