ダメなリーダーの特徴は話し方!部下に無能だと思われる会話集

ビジネス・成功の心理学
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他人からの評価が下がる話し方

私たちは普段交わしている相手との会話の内容から、その人がリーダーにふさわしい優秀な人物かどうかを判定しています。コミュニケーションを取りながら自然と人物評価も下しているのですね。

 

中でも話が面白い人はとりわけ優秀な人物として認識されやすい傾向があります。会話によって伝えられたイメージがその人の仕事面での評価にも大きく関わっているのです。

 

そして退屈な話を延々と続けてしまう人たちは仕事面の評価が下がり、リーダーとしてふさわしくない人物として見られ、信頼もなくなっていきます。関係ないようにも思えますが、会話の質が仕事で出世できるかどうかにも影響しているのです。

 

会話がつまらないと無能だと思われる

会話というのは頭を使う作業ですので、つまらない会話をする人=頭の回転が遅い人と見られます。

 

そして頭の回転が遅い人に権限をもたせてしまうような悪い状況に陥らないために、会話術やコミュニケーションスキルというのは重要な役割を果たしているのです。

 

では、具体的にはどのようなポイントに気をつけて会話を心がければいいのでしょうか?海外で行われた心理実験の結果を見てみましょう。

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話が面白い人はリーダーに選ばれやすい

アメリカ、ノースカロライナ州ウェイクフォーレスト大学のマークレアリー博士は、どのような話をする人がリーダーとみなされるのかを調べるために心理実験を行いました。

 

この実験では、学生たちに何人かの話を聞かせ、そのスピーチの内容からリーダーにふさわしいと思う人物を選んでもらいました。

 

すると、スピーチをしていたリーダー候補者の中から特に話の面白い人がリーダーとして選ばれました。面白い話ができる人は一緒にいて楽しいだけではなく、頼りがいも感じられるのです。

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退屈な話をするとリーダーっぽく見えなくなる

会話の面白さというのは一種の賢さテストのような役割をしています。私たちは企業等で就職のために面接をするときも話し合いをします。そうやって相手が仕事ができる人間かどうかを見極めているのです。

 

会話によるこの賢さテストは、何も権威のある人や偉い人が一方的に行なっているわけではなく、コミュニケーションを図っている双方が同時に行なっている行為なのです。つまり部下の方でも「この上司についていって本当に大丈夫かどうか」を会話でテストしているのです。

 

また逆に、研究の結果から、退屈な話をしてしまう人はリーダーっぽく見えないと認識されることがわかりました。話が退屈だと何もできない人物のように思われてしまうのです。会話は重要ですね。

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退屈な会話になってしまう6つのポイント

そしてこの実験をさらに推し進めた結果、退屈な話になってしまうポイントは6つあることがわかりました。それが以下に並べたものです。

 

  1. 自己中心的で自分のことばかり話している
  2. 平凡で話が表面的であり、話題を1つのことに終始しがちである
  3. 感情表現が乏しく、表情の変化が少なく、話しぶりにも熱意が感じられない
  4. こちらの言葉に対する反応が遅く、間が空きすぎている
  5. 説明が要領を得ておらず、結論がなかなか出せない
  6. 受身的で自分の意見をなかなか言わず、言われたことにだけ反応する

 

それぞれに解説を加えて説明していきます。

 

自己中心的で自分のことばかり話している

自己中心的なやり取りは嫌われる会話の典型です。

 

これは結構わかりやすい例ですね。自分の話や自慢話ばかりを聞かされるのは相手にとってはかなりの苦痛です。興味のない話だったり知らない話を一方的に聞かされても楽しくはありませんよね。

 

さらにはそうして相手の受け答えが社交辞令的なものになっているのにも関わらず気にせずに話を続けてしまう人は相手の気持ちが汲めておらず頭が悪いと見なされてしまいます。だからリーダーとしてもふさわしくない人物だと低評価になってしまうのです。

 

平凡で話が表面的であり、話題を1つのことに終始しがちである

表面的な会話や同じ話題をいつまでも続けてしまう人は無能だと思われます。

 

話題がいつまでも変わらないと会話自体に退屈してしまいます。お互いに盛り上げっているのならいいのですが、そうして盛り上がる会話もどこかで必ず終局を迎えます。

 

私たちは自分の好きなテーマであってもその話をずっと続けたいとはなかなか思わないものなのです。多種多様な会話を好むのですね。そして同じ話を何度も繰り返されるのは辛いものです。

 

またこちらが退屈していることを察していないことに対しても相手に低評価を下します。気持ちを察する能力も見られているのです。

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感情表現が乏しく、表情の変化が少なく、話しぶりにも熱意が感じられない

感情表現は会話をする上で重要なポイントです。この感情表現がうまくできないと、人から信頼を得ることができません。

 

これは意外と忘れがちなポイントなのですが、感情表現は会話において一番大切なことです。会話は情報交換を行うとともにお互いの感情や気持ちについても知り合う手段なのです。

 

感情を示すこと、それ自体が相手にとっても自分にとっても重要な手がかりとなるのです。

 

また感情がこもっていない話には信憑性が感じられず、どこか疑いの目で見てしまうようになっています。会話の内容や言葉だけがコミュニケーション手段なのではないのです。表情やしぐさといったボディランゲージも意外と重要なので覚えておきましょう。

 

こちらの言葉に対する反応が遅く、間が空きすぎている

反応が悪かったりリアクションが薄い人は嫌われる傾向にあります。

 

相手の反応が遅かったり悪かったりすると、こちらとしても居心地が悪くなりますよね。会話にはリズムがあるので、そのリズムに乗れないと話をきちんと聞いていないのではないか、理解していないのではないかと相手を疑うようになります。

 

だから反応が悪い会話ばかりをする人はダメな人だと見なされてしまうのです。

 

説明が要領を得ておらず、結論がなかなか出せない

説明が下手で結論が導き出せなかったり何を言いたいのかわからない人は相手を退屈にさせてしまい、評価も下がってしまいます。

 

これは単純に説明が下手な人は優秀そうには見えませんよね。さらには何が言いたいのかわからないと聞き手としてはストレスを感じてしまいます。

 

ストレスを与えてくる相手とはなるべく近づきたくないと思うのが人間心理なので、このような人たちは仕事ができないと思われるだけではなく嫌われるようにもなってしまいます。会話が成立しないのですね。

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受身的で自分の意見をなかなか言わず、言われたことにだけ反応する

先ほど会話はただの情報交換だけではなく感情表現のやりとりでもあると言いましたが、自分の意見や気持ちを表明しない人はこのやりとりを拒否していると見なされます。

 

自分の意見を表明しないので頭を使っていなかったり他人に流される弱い人だと見なされてしまうのです。

 

また、そうして心の壁を作っていると人から信頼されなくなり仲良くもなれません。考えていることや感じていることを素直に話さないと相手も付き合い方に困ってしまうのです。

 

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プライベートでも話し方には注意をしよう

というわけで会話が退屈になってしまう6つのポイントでした。これら6つのポイントがあると退屈な会話になってしまい、指導者としてふさわしくない人物だと周りの人たちに思われやすくなってしまうので会話をするときには注意してください。

 

また仕事上評価の話だけではなく、今夏の会話のポイントはただ単に相手を退屈に感じさせてしまう行為ですので、プライベートな会話の時にも意識しておきましょう。

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受身的で自分の意見をなかなか言わず、言われたことにだけ反応する
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