バラード曲を聴くと頭が良くなる!という不思議な脳科学研究

やる気・モチベーションの心理学
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ゆっくりしたリズムの曲を聞くと頭が良くなる!

イギリスの臨床心理学者エマ・グレイ博士によると、50〜80BPMのゆっくりとしたリズムの音楽を聴くと頭が良くなって学校の成績が上がることがわかっています。魔法のような心理学ですね。

 

2013年に音楽ストリーミングサービスで有名なSpotifyが行った調査では、BPMが60〜70のクラシック音楽を聴きながら勉強をした学生は、そうでない学生にくらべて、なんと12%ほど数学の試験で良い点を取ることができました。ただ音楽を流すだけでテストの成績が良くなるというお手軽心理テクニックです。

 

現代の有名なミュージシャンの曲でも効果がある

Spotifyが行った調査ではクラシック音楽が使われましたが、別にクラシック音楽でなくてもBPMが50〜80の範囲内ならどんな音楽でもこの心理効果が認められているようです。

 

また実験では、マイリー・サイラスやケイティペリー、ジャスティン・ティンバーレイクといった現代の有名なミュージシャンの曲でも同様の効果が得られています。

 

何も知的なイメージのクラシック音楽だけではなく、ゆったりとした曲であればポップやロックミュージシャンの曲でもいいのです。

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勉強するときはバラードを流そう

BPMが80前後の曲は基本的にはバラードです。イメージで言うと、かなりゆっくり目の曲ですね。適当な感じでよければ、とりあえずバラードを聞いておけばいいと思っていてください。

 

ほかにもBPMを測るアプリやBPMでYouTube検索するとヒットしたりするので、気になる人はこちらで調べてみてください。

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音楽を聴くときの注意点

というわけで、勉強をするときはバラード聴きながら頑張っていきましょう。

 

と言いたいところなのですが、他の心理学研究では「もともと音楽好きな人が音楽を聴くとそちらに意識を持っていかれて集中できなくなる」こともわかっていますので、ご自分の集中力と成績の様子を見て活用してみてください。

 

なので、あまり詳しくないアーティストの曲や、自分の知らない言語で歌っている洋楽などで試すのがいいかと思います。自分のお気に入りのアーティストや好きな曲は外しておくという感じです。

 

ちなみにAmazonをよく使っている人はSpotifyよりもAMAZON MUSICがおすすめです。

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BPM80前後の曲を聴きながら勉強をすると12%テストの成績が良くなる
バラードのようなゆったりとした曲なら新しい曲でも効果がある
ただし、自分の好きな音楽を流すと逆効果になる可能性があるので注意
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