幸せと長寿の秘訣は人に親切かどうか!人助けの健康効果 後編

アンチエイジング・年齢・老化の心理学
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人に親切をすると幸せ&長寿になれる

情けは人の為ならず。親切が持つ健康効果の続きです。ダートマス大学がまとめた資料をもとに、親切や人助けがもたらす健康効果について解説してきます。

 

これまで二回に分けて親切な行いがもたらす9つのメリットについて解説しました。

 

  1. 痛みを和らげる
  2. ストレスを減少させる
  3. 不安を和らげる
  4. 憂鬱な気分を和らげる
  5. 血圧を改善する
  6. 優しさ、親切心は鍛えられる
  7. 優しさは伝染する
  8. 自尊心が高まる
  9. エネルギッシュになる

 

今回は次のポイントについて解説していきます。

 

  1. 幸福度が高まる
  2. 寿命が延びる
  3. 喜びを感じられる
  4. 幸せホルモン、セロトニンが分泌される

 

・人助けや親切な行為による13の健康メリットを解説 前編

・人に優しくすると自分が元気になる!親切がもたらす健康効果 中編

 

幸福度が高まる

2010年のハーバード・ビジネス・スクールが行った136の国を対象にした幸福度調査では、寄付をした利他的な人たちが全体的に最も幸せであるという結果が出ました。

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寿命が延びる

ボランティアをしている人は、痛みや痛みを感じることが少ない傾向にあります。アスピリンの効果の2倍心臓病から守ってくれる効果があります。人助けをすることは、自身の健康を守り、寿命が延びることに繋がるのです。

 

社会学者のクリスティン・カーターによると、2つ以上の団体でボランティア活動をしている55歳以上の人は、早死にする可能性が44%も低いという結果が出ています。

 

これは運動、性別、喫煙のような習慣、配偶者の有無やその他の要因をふるいにかけた後でも見られた傾向でした。この数字は、週4回運動をしたり教会に通うことよりも強い健康効果がです。

 

喜びを感じられる

エモリー大学の研究によると、他人に親切にすると、脳みその喜びと報酬を司っている部位が刺激されて、与えているのにも関わらず、まるで親切を受け取った側であるかのように良い気持ちを感じることがわかっています。この現象は “ヘルパーズ・ハイ “と呼ばれています

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幸せホルモン、セロトニンが分泌される

医療用抗うつ薬に入っている幸せホルモンのセロトニンは、優しい行いが刺激となってを分泌されるようになります。この幸せホルモンがあなたの傷を癒し、気持ちを落ち着かせ、幸せな気持ちにしてくれるのです。

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