見た目がいい人は中身もいい
以前、見た目がいい人は異性にモテるだけではなく収入も多くなるということを話しました。
しかし実はこれだけではなく、見た目がいい人は異性にモテて収入が高い上に勉強ができて頭も良いのです。これぞ至りに尽くせり。何とも羨ましい限りですね笑。
イケメンや美女といったルックスの良い人物は、見た目がいいだけではなく中身もいいのです。
見た目が魅力的な人は努力を惜しまない
アメリカで行われた研究結果から、見た目が平均よりも魅力的だと評価された人たちは、平凡な容姿だと判断された人たちより、教育を受けた期間が約5ヵ月間も長いということがわかっています。
そして実際に読解と計算といった学業成績でも、見た目のいい人たちのほうが一般的な人たちよりも高い傾向が見られました。
イケメンや美女は勉強をたくさんするだけではなく、きちんとその努力が成績や能力に影響しているのです。
見た目が魅力的な人は学業の成績がよく、年収も高くなる
本研究は全米経済研究所(NBER)の論文に掲載されました。バーナードカレッジのダニエル ハマーメシュ、イリノイ大学のレイチェル ゴードン、テキサス大学オースティン校のロバート クロスノーは共同研究で、ルックスと頭の良さの関係を調べるために、研究用に長年蓄積された学生たちの成績と学生たちのルックスが確認できる動画データを調査しました。
すると、見た目がいい人のほうが学業の成績がよく、年収も高くなる傾向があることがわかりました。
女子のほうが見た目の影響を受けやすい
研究者たちは、世帯の収入、両親の学歴、人種、民族、ジェンダーなどをもとに、この結果を導き出しましたのですが、さらに興味深い事実が見つかりました。
そしてデータによれば、女子よりも男子のほうが、見た目が成績により強い影響を与える傾向があることもわかりました。心理学の世界ではよく言われていることですが、女性の方が見た目の影響力が大きいのです。
容姿がいい子供は勉強がよくできる
この研究結果は、児童の成績と容姿の評価を集めた2つの研究データを使って導き出されました。
一つは1991~2005年におこなわれた米国の「発達初期の保育と子供の発達に関する研究」で、1364人の子供の生後6ヵ月から15歳までの成長を記録したものです。
子供たちが15歳になるまでのさまざまな段階で撮影された短いビデオクリップを研究参加者の人たちに見てもらい、子供たちの見た目を5段階で評価してもらいました。
そのあとで児童の見た目の魅力度と成績との関係を調べてみると、容姿のいい子供のほうが高い成績を収めていたのです
さらにもう一つのデータとして、1958年生まれの被験者を数年ごとに追跡した「全英児童発達調査」で、1万307人の読解・算数の成績を記録と、教師が生徒の7歳と11歳時点での魅力度を大まかに評価した見解を集めたものが使われました。すると、ここでも容姿のいい子供のほうが高い成績を収めていたのです。
ルックスのいい人が年収も高くなる心理学的な理由
この研究論文は次のような見解でまとめられています。
「小中学校で成績がいい生徒の方が進学率が高いことを考えれば、就職してから得られる収入も、間接的には見た目が影響していると言える。見た目がいいことの直接的な効果に加え、賃金やそれ以外の経済面でも間接的な効果があるのだ」
つまり、イケメンや美女は見た目がいいので学校の成績が良くなり、そのおかげで偏差値の高い学校に進学することができるので、さらに良い教育と評価を受けるようになり、その結果良い会社にも入りやすくなるので年収も自然と高くなる、ということです。身も蓋もない話ですね。
見た目がいい人は年収が高いという研究結果はすでにいくつか報告されていますが、その影響は幼少期の頃からすでに始まっていたのです。見た目がいい人が圧倒的に異性にモテる理由はこの有利さにあるのかもしれないですね。