動画視聴は教育に役立つ
子どもがYoutube、ニコニコ動画、NETFLIX、SNSやテレビばかり見ていたら心配する親御さんが多いかと思います。
たしかにやるべきことをやらなかったり、ずっとグーたらしていたら体にも毒です。テレビを見ていると不健康になる!というデータは多いですからね。
しかし、実は意外にも動画の視聴には子どもの教育に役立つ場面があるのです。すべての動画視聴が時間の浪費であるとは限らないのですね。
自然や動物番組には人を優しく活動的にさせる
アメリカのロチェスター大学の研究では、特定の番組が子ども自身だけではなく、家族にも健康上の利益をもたらす可能性があることを示唆されています。
たとえば、自然や動物が出てくる番組を見ていた人は、よりエネルギッシュになり、慈善的な気持ちを感じられるようになりました。
自然が出てくる番組にはストレスを減らす効果がある
過去に行われた研究では、自然が映っている静止画像を見ただけで、血圧と筋肉の緊張度合を下げることができることがわかりました。
この2つの要素は、不健康なストレス状態を確認するときに使われるマーカーです。血圧が高くて筋肉が緊張している人ほど悪いストレスを感じているのですね。
若者が出てくるティーンドラマは性教育になる
しかし、アニマルプラネットとナショナルジオグラフィックだけが有益なチャンネルではありません。
意外なところでは、10代の若者が出てくるネットワークドラマも、若い子供たちにとって有益かつ無料のセックスレッスンになります。
カリフォルニア大学サンタバーバラ校のロビン・ナビ博士の調査によると、意図しない妊娠を扱ったキャラクターを特集した「The O.C.(格差社会や社会問題を投影する描写やセリフが多い海外ドラマ)」のエピソードを見た若い女の子は、安全なセックスをする可能性が高くなることがわかっています。
失敗からの学びは学習効率が良いのです。
ティーンドラマが子どもの性教育になる理由
番組を見ることで女の子たちは、自分たちは妊娠に対する知識が足りないと感じるようになります。
さらに自分たちがドラマの登場人物と友達であることを想像することでメッセージがより強力に伝わるのです。
というわけで、意外にも若い女の子がいる家庭では、性教育の為にエッチな描写のある作品や乱れた性描写のある作品を見せたほうが勉強になるようです。
日本のドラマで言うと「14歳の母」のような内容のものですね。なので、もしも自分の娘がそのような作品を見ていてもあまり慌てる必要はありません。
どのみち完全に止めることもできませんから、自分の体を実験台にしてしまう前にドラマを見てきちんと勉強してもらいましょう。