あなたが付き合うのに適している恋人の選び方
今回は「素敵な異性はどうやって見抜けばいいのか?」という質問について心理学的に答えていきます。
世の中にはたくさんの恋人候補となる相手がいて、見た目には良さそうでも付き合ってみたらそうでもなかったということがあったり、逆に全然好みのタイプじゃなかったけれど付き合っていくうちに好きになってきたなど、私たちは意外と自分が好きになる相手を理解できていなかったりします。
そこで今回は素敵な恋人になるかもしれない人たちが示すサインを紹介していきますので、近くにそのような人たちがいないか、あるいは今付き合おうか迷っている人がその特徴を持っているのかを見て判断材料にしてみてください。
恋人にぴったりの人の特徴
さて、さっそく素敵な相手の選び方を教えるのですが、その答えを一言で言うと「頭の良さ」です。
素敵な恋人と出会いたければ、頭の良い人を探せばいいのです。実にシンプルな答えですね。
「なぜ頭の良い人を見つければ素敵な異性に出会えるのか?」それについては、知性の高さと性格に関する心理学研究のデータを紹介しながら説明していきます。
この研究を知っていれば、性格の良い人たちをうまく見抜けられるようになりますので、新しい人間関係を構築したり出会いを求めている人は参考にしてみてください。
今回の話は性格の良い人を見極めるためのテクニックです。つまり恋愛でもビジネスでも使える心理学ですので、人間関係に悩んでいる人には誰でもおすすめです。
性格の良さと頭の良さは同じ?
今回紹介するのはスコットランドにある、英語圏の中の大学でも6番目に長いという偉大な歴史を持つエディンバラ大学の研究です。
同大学に勤める心理学者のエリザベス オースティン博士は、私たちの頭の良さと性格との関連について調べました。
具体的には、どのような性格的な特性を持っていれば、私たちは頭が良くなりやすくなるのかを調べたのです。
実験の対象者となった人たちは言語能力と数学的な能力、文章力のテストを受け、その後で性格に関するテストを受けてもらい、性格的特徴と知能との関係を検証しました。
その結果、嘘をつかない人の方が知能が高いということがわかったのです。正直だったり素直な人は頭が良いのですね。
嘘をつく人ほど頭が良いように見えますが、実際には逆だったのです。意外な結果ですね。科学的に考えてみても、私たちは正直な態度で人生を生きた方が良いようです。
また、この場合の嘘は人を傷つけたり騙して搾取をするような悪い嘘のことです。
相手を気遣った思いやりや余計なことを言わないコミュニケーションスキルは成功と関連がありますので、嘘も使い方一つで善にも悪にもなるということです。
性格が悪いと頭も悪くなる理由
さらには頭が悪くなってしまう性格もわかりまして、怒りっぽい人は知能が低い、抑うつ的な人ほど知能が低い、後悔しがちだったり自意識過剰で悩みがちだったり、八方美人やお調子者も知能が低いという傾向がありました。
全体として見ると、性格に問題を抱えている人ほど知能が低くなりやすいということがわかったのです。経験から考えても何となくわかる研究結果ですね。
犯罪なども結局のところリスク管理能力がないからこそ行ってしまいやすくなりますし、頭の良さは人間関係を築く上で大切なのです。
頭が悪い人ほど性格も悪くなってしまう理由は、単純に未来を予測したり物事を論理的に考える能力が足りないからです。
例えば、「これをしたら相手は悲しむだろうな」という経験や知識があれば、相手が悲しむと思うような行為はしなくなります。
しかし、そもそもそのような知識がなかったり思考ができない人は相手のことや周りの迷惑などは考えず自分の欲求に従って行動します。なので、性格が悪くなってしまうのです。
怒りっぽいと成功できない
また、怒りっぽい性格の人は自己抑制力が足りないために感情が暴走してそうなってしまうのですが、それは脳みそをうまく使い切れていない証拠でもあります。
怒りっぽい人や暴力的な人は、客観的に物事を見れず自分の主観でしか物事を見ないので、見えている世界や考えが歪んでしまいやすくなるのです。
物事を測る基準が自分の考え方一つだけだと、評価が不安定になりやすいのです。だから暴走して暴力的になってしまうのです。
怒りっぽい人はそれだけ衝動的で後先のことを考えたり他人の目線になって考えることができず、さらには感情のコントロールも苦手なので、後悔するような間違った行動や誤った判断をしやすいといった弱点があります。
感情的な人は恋人としてもまずいのですが、友人としてもあまり付き合わない方がいいタイプです。
不安を感じ過ぎる人も性格が悪い
抑うつ的な人も同様に、冷静に物事を考えられず不安や恐怖といった感情に支配されて、実害の少ない些細なことに悩んだり、明るいことが考えられないといった脳内のバランスが崩れた症状を持っています。
過去の出来事にいつまでも執着して後悔しがちだったり、自意識過剰で自分のことしか考えられない人もバランスが悪く、ニュートラルに物事を捉えて評価するのができないので知性が低いとされるのです。
また、不安を感じ過ぎてしまうとそちらに意識とエネルギーが向けられてしまうので、知的な活動ができなくなってしまうのです。
不安は大きなストレスを生み、そのストレスで頭がいっぱいになって思考が停止してしまうのです。
ポジティブ過ぎてもダメ
逆にポジティブ過ぎて調子に乗るレベルになってしまっても、やはり頭が悪くなってしまうのです。
ポジティブ思考は現実逃避と結び付くと大きなリスクを取るようになってしまいます。これも感情に振り回されている人と同じように客観的な視点で物事を考えることができていないからです。
行き過ぎたネガティブもダメですが、ポジティブも同じように行き過ぎるとダメなのです。
健康的で優秀な脳みそを目指すなら、偏った思想や思考に囚われないように多様性のある知識と経験、そして客観的に物事を見つめられる感情コントロール能力が必要です。
もちろん、今回の研究結果は因果関係が逆の可能性もあります。つまり、頭が悪い人ほど性格も悪くなるかもしれないということです。やはり勉強は大事ですね。大人になっても面倒くさがらずに続けましょう。
今回の研究結果を踏まえて恋愛心理について考えると、頭が良い人ほど魅力的に映って異性からの評価も高くなるという心理がありますが、これは知性の高さから相手が良い性格の持ち主で浮気をしたり暴力を振るったりしないかどうかも見ているということになるのでしょうね。
賢い人ほど異性にも同性にもモテやすいのは、賢い人ほど心も健康で優しいからです🙆♀️✨
優しさや共感能力というのは性格でもセンスでもなく、その人がどれだけ思考しているかという頭の良さで決まります💡
▶️人に優しくしたかったらまずは勉強して思考力を育て、賢くなりましょう😉
おやすみなさい😴
— 心理学博士ちょっぺ〜先生 (@kruchoro) 2019年4月8日
付き合う人の選び方
というわけで、知性と性格には関連があり、頭が良い人ほど良い性格にもなれるので学習する習慣は持ち続けましょう。
付き合う相手もまたそのような成長志向を持っていたり、学習に対して意欲的な人を選ぶと良いです。好奇心が旺盛な人がおすすめです。
そして、双方向的に考えて、性格が良くなっても頭が良くなることは大いに考えられますので、人として魅力的で良い性格になれるようにコミュニケーションスキルを身につけていくいことも大切です。
コミュニケーションがうまいということは頭が良いということですし、逆もまた然りです。
結局のところ、私たちが言う頭の良さとは心のコントロールが上手く、脳みそのシステムを目的に合わせて最適化できる能力のことなのです。
なので、心や脳みその知識を身につければ頭も良くなってきます。心理学は最強ですね!笑
頭が良い人は性格も良い
頭が悪い人は性格も悪い
感情的な人、ネガティブな人、八方美人、お調子者には気をつけよう
勉強する習慣を持っている人を恋人に選ぼう