昼寝をした方が学習効果が高い
勉強したことを記憶にとどめたければ、徹夜をして学習し続けるのではなく、きちんと眠って脳みそが情報の最適化をする時間を作る必要があります。
睡眠は休息しているだけではなく情報の処理も行っているので大切なのです。
研究によると、この睡眠による記憶力アップ効果は、夜の眠りだけではなく、昼寝をしたときでもきちんと効力を発揮することがわかっています。
しかもなんとたった6分間昼寝するだけで学習効果が高まるのです。昼寝学習ブームの到来ですかね。
たった6分だけの昼寝でも効果がある
この昼寝学習効果は、2008年にドイツのデュッセルドルフ大学実験心理学研究所のオラフ・ラール博士が行った実験からわかりました。
実験では20〜29歳の大学生26人(女性19人、男性7人)を対象に単語の暗記テストを行ってもらいました。そのときにグループを3つに分けて、昼寝なしグループ、1時間の昼寝グループ、6分だけの昼寝グループを作って実験を行いました。
すると、昼寝ありのグループの方がテストの結果が良かった上に、1時間の昼寝グループと6分だけの昼寝グループは成績が変わらなかったのです。
1時間の睡眠と6分だけの睡眠で学習効果が変わらないのはすごいですね。つまり睡眠で学習効果を高めるには6分だけ昼寝をすればいいのです。うまく昼寝を取り入れることができれば、かなり勉強が捗りそうですね。
勉強の後には適度に休息タイムを作ろう
というわけで、勉強のあとには軽く昼寝をして記憶力をアップさせるのもありです。ただ爆睡してしまっては勉強する時間が無くなって意味がなくなるので、6分眠っただけで起きれる自信がある人限定のテクニックですね笑。
とはいえ、眠い時には素直に眠ってしまってもいい!ということがわかっただけでも気が楽になりますね。
たとえ6分で起きれなくても、数十分くらい眠ってしまうのを覚悟の上で昼寝をするのもありだと思います。少なくとも徹夜はやめましょう。