くるちょろ心理学研究所

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【しぐさの心理学】「目を見て話せ」は正しい!人の目を見て話すと頭が良く見える心理

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目を見て話すと印象が良くなる?

 

人と話すときはきちんと目を見て話そう!とは、面接試験や日常的な会話など、あらゆる場面で忠告されるアドバイスですが、実際にこれには効果があるのでしょうか?

 

答えはイェスです。心理学の実験によると、人の目を見て話すほうが相手の印象が良くなることがわかっています。

 

聞くときよりも、話すときに目をたほうがいい

 

2003年におこなわれたノースイースタン大学心理学部のノラ・A・マーフィー、ジュディス・A・ホール、C・ランダル・コルビン博士らの研究によると、「相手の目をしっかりと見て話していた人ほど、頭が良い人だと思われることが多かった!」という結果が出ています。

 

具体的には、こちらから話をしているとき、相手の話を聞いているときのどちらにも、この心理効果が見つかりました。

 

特にこちらから話をしているときに、会話相手とより多くのアイコンタクトをとった人は、より知的であると思われる傾向がありました。

 

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周りの人からの評価も上がる

 

さらに、この心理テクニックには、実際に話をしている相手の印象だけではなく、そのやりとりを見ている周りの人から見ても同じような印象を抱かせる効果があります。

 

とにかく目を合わせて話をすると賢い人だと思われやすくなるのですね。

 

一般的な意見のなかには、目を見て話す人ほど誠実だったり自信があるように見えるというものもありますから、人の目を見て話すことは頭が良く見える以上にメリットがあるでしょう。

 

 

やりすぎは気持ち悪いので注意

 

ただし、ずっとやっていると相手に威圧感を与えてしまうことにもなるので、やりすぎには注意が必要です。

 

ずっと視線を外さない人は、「単にやばい人」だと思われてしまいます。じっと見てくる人を想像してみればわかると思います。

 

特に相手が緊張しているときにアイコンタクトを頻繁にすると余計に緊張させてしまいますからね。アイコンタクトは適度に使いましょう。

 

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参考論文

 

Murphy NA, Hall JA, Colvin CR. Accurate intelligence assessments in social interactions: mediators and gender effects. J Pers. 2003 Jun;71(3):465-93. doi: 10.1111/1467-6494.7103008. PMID: 12762423.

https://doi.org/10.1111/1467-6494.7103008