くるくるちょろちょろ心理学研究所

心理学・医学・経済学の研究論文の解説と考察をしています

お金持ちになる3%の成功者たちがしている超絶シンプルな習慣

※この研究は心理学界隈では有名な研究だったのですが、色々な文献を読んでいたところ、今回の記事で紹介しているような研究は存在しなかったということがわかりました。

 

ですが、他の研究と合わせて考えると、効果がないというわけではないので、今回の話は参考程度に留めておいてください。


 

実は成功する方法は驚くほどシンプルです。

 

お金持ちになった人や好きなことを仕事にしたり、社会的な成功を収めている人たちを調査した研究は世界に数多くあるのですが、それどれもに共通するのがシンプルな努力です。

 

彼らのやっていることは日本の小学校で言われているような、シンプル&当たり前すぎて誰もやらないようなことです。

 

でも、そんなに単純なことなら、どうして多くの人はやらないの?と疑問を感じるかと思います。その答えもシンプルです。

 

正しく生きるコツが成功を阻害する

それは私たちが経験を積んで大人になるにつれ、適当さを身につけてしまうからです。

 

この「適当さ」というのは、ただ単に悪い意味で使っているのではなく、生きるためのコツとも言えるものです。

 

例えば、遅刻をよくする人を例にとって考えてみます。

 

遅刻をよくする人というのは、約束した時間通りに待ち合わせる必要性はないと考えています。遅刻をしたとしても、大きな問題なんて起きないと考えていますし、心の感覚としても心配していません。

 

逆に時間を守ることは大切だ、と考えている人は遅刻をすることで問題が起きると考えていますし、実際にこれまでそういう目に遭ってきた可能性もあります。ですので、時間厳守な人は早めに待ち合わせ場所に着くようにします。そしてその方が彼らとしても居心地が良いのです。

 

この考え方はどちらも正しいです。彼らはお互いに自分の中の価値観を守ったり感情をコントロールのために行動しています。

 

また、現実的な可能性を考えてみると、遅刻したくらいでは死にません。そしてこのとき、遅刻を問題視しない人が「死なないなら、今は遅刻してもいい」と考え結論づけたのなら、その人はおそらく時間通りに待ち合わせ場所に現れることはなく、遅刻します。

 

こういうことがあった後も遅刻した人は、これまで通りの生活を営み続けます。これが適当に生きるコツです。彼らにとってはそれは正しい生き方なのです。なぜなら少なくとも自分の生活は守ることができているからです。

 

成功に必要な知識は小学校で教わる

成功する人とそうでない人の違いもこれと同じです。成功する人は行動に厳格で、自分の価値を高めようと努力することが生きるための方法だと考えます。

 

しかし、そうでない人は、例えば最低限生活できればいいと考えます。生きるだけなら衣食住があれば厳格さは必要ありませんから、彼らは自分の価値観に合わせて、成功者よりは適当に行動します。

 

成功者が何に対して厳格かというと、細かな価値観や視点の違いはあるのですが、多くの場合に共通としてあるのは、計画性の高さとその計画に沿って順次行動する実行力です。

・仕事や起業で成功できる人たちの心理学的な共通点

https://kruchoro.com/post-2298/

 

つまり、多くの成功者たちを成功の道へと導いているのは、生まれ持った希少な才能などではなく、泥臭い努力を続けているかどうかという行動や習慣の問題です。

・努力?才能?成功者になれるシンプルな法則を心理学が究明した調査

https://kruchoro.com/post-2395/

 

ここで語られていることは小学校で教わるようなレベルのことです。「時間を守ろう」とか「宿題は計画的に」とか「友達は大切にしよう」とか「朝は早く起きましょう」とか、健康的に生きる上で当たり前のレベルです。

 

しかし、そこまで完璧にこなさなくても人は生きていけますし、ちょっと失敗したくらいでは社会から隔離されることもありません。

・「どう人と付き合うか」こそが最強の心理学ツールだ

https://kruchoro.com/post-2302/

 

ですから、私たちは大人になるにつれて大きな問題が起きないレベルのほど良い適当さを身につけて、それによってエネルギーを保存しつつ、最低限の自分の価値観を守って生きているのです。

 

目標を書き出すだけで成功者

アメリカで心理学の研究しているケビン ホーガン氏が学生を対象に行った調査から、紙に目標を書き出すだけで目標達成の成功率が格段に上がることがわかりました。

 

この研究ではハーバード大学の学生たちを卒業後も10年間(!?)追跡して調査したところ、自分の目標を紙に書き出していた卒業生はわずかに3%しかいなかったのですが、彼らの年収を調べてみると、この目標を紙に書き出したわずか3%の卒業生たちは残りの97%の卒業生たちのすべての年収を足した以上の金額を稼いでいることがわかったのです。

 

なんとも驚異的な数字ですね。たった3%の人たちが97%の人たち全員分をカバーしてしまうんですからね。

 

しかも97%の学生たちもハーバード大卒で一般的な人たちよりは稼いでいるはずですから、それを考えるとこの3%の人たちは本当にどんだけ稼いでいるんでしょう?笑。

 

まぁ具体的な年収の話を置いておいて、ただ紙に目標を書き出すだけでこれほどの違いが出るのなら、とりあえずやっておかない手はないですよね。それほど時間や手間がかかるわけでもないですし、高い買い物をするわけでもないですからね。

 

ポイントは具体性!わかりやすさ!

ただしこの目標を書き出すときに大切なのは、できるだけ具体的に書くことです。抽象的なことだと私たちはその課題にどうやってアプローチしていいのかわからなくなってしまい、行動できなくなるので、課題や目標はそれが大きければ大きいものであるほど具体化する必要があるのです。

 

この点は、このブログでおなじみのスモールステップの法則と同じ考え方と理屈です。

・自信をつける目標の立て方。おすすめはスモールステップの法則

https://kruchoro.com/post-1824/

 

また、目標にどんどん近づいている感覚を得られる累積モデル(足し算モデル)のグラフを用意すると目標の達成率が高まります。私たちは目に見えて自分が成長しているという実感がほしい生き物なんですね。

この累積モデルが使いやすくなるという点でも上記のスモールステップはおすすめです。目標が細分化されるのでそれだけ可視化しやすくなるんですね。またこの累積モデルを採用することによって幸福度もどんどんと高まっていきます。

・目標に向かって進んでいるという感覚が人を幸せにする

https://kruchoro.com/post-1823-2/

 

そしてこれとは逆に、自分自身で定めた目標に向かうための行動が続かないと私たちは不幸になっていきます。ですので、長期的に物事を見据えてその達成を少しずつ味わいながら人生を楽しむのが毎日幸せでいるコツです。

・成功から遠ざかってしまう人の性格的な特徴がわかりました

https://kruchoro.com/post-2496/

 

というわけで、成功&幸せを掴みたいのなら、当たり前のことを続けるシンプルなルールと地道な努力を身につけましょう。

目標を紙に書き出すだけで成功する
紙に夢や目標を書く人は年収が高い
目標を書くときはできるかぎり具体的に!