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【解説】思いが伝わる、心が動く スピーチの教科書 / 佐々木 繁範 まさにスピーチの教典、必読書やぁ!

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ブックレビュー

こんちゃ!現代に蘇った小野妹子こと、ちょっぺ〜です。今回は『思いが伝わる、心が動く スピーチの教科書 [単行本(ソフトカバー)]  / 佐々木 繁範』を簡単に解説しながらおすすめ部分を紹介していきます。

まず読んでみての率直なわたしの感想ですが、面白い!スピーチを学ぶにはおすすめの一冊といった感じです(スピーチの本は他にはあまり読んだことがないけど笑)。

というのも本書ではスピーチをするときの話し方だけではなく、原稿の書き方や聴衆とのコミュニケーションの仕方など、スピーチをする準備の段階からアドバイスをしてくれている上に、本番の行動の仕方から質問時間のうまい使い方まで、スピーチのすべてを網羅してくれていると言っても過言ではないくらい素敵な仕上がりになっているからです。そんなわけで本書はとっても役立つスピーチの本です。その内容はタイトルにまったく負けていません。これぞまさに、ザ「スピーチの教科書」という感じです。スピーチの能力を高めたいのなら必読の一冊だと思います。

序盤ではスティーブ ジョブズのスピーチを分析しながらどうしたらジョブズのように心をつかむプレゼンができるかということを説明してくれています。もちろん、ジョブズだけではなく何人かの有名なスピーカーを例に説明してくれています。
スピーチの構成の仕方、原稿のアイディアの出し方についても言及してくれているので、話すことだけはなく、要件をまとめるための知識も身につきます。それでは簡単に解説していきますね。


わかりやすく簡単にまとめるのならスピーチの成功法はこの1つ!

伝えたい1つの大事なメッセージを決めて、自分の体験をもとに話していく。

ということです。

言い慣れていない言葉や考え慣れていない理論を語っても、スピーカーの気持ちがついてこないのでかえって聴衆が冷めてしまう恐れがあります。だったら下手くそでもいいので自分の体験と言葉を語る方が効果的です。もちろん本書を読めば、うまい書き方・伝え方も学べます。

原稿を作り込もう
わたし自身よく原稿を使わずに人前で話すことが多かったのですが、伝えるという意味においては、原稿を用意した方が話を聞いてくれる相手にも余計なエネルギーを使わずに済むので効果的です。
原稿を用意すると言われるとなんだか機械的に感じるかもしれませんが、原稿を用意することと原稿を見ながらスピーチをすることはまったく別です。また、原稿を見ながらスピーチすることがまったくの悪かというと、そうでもありません。でも、ここではその説明は割愛させていただきます(気になる人は本書を読んでね)。
原稿を用意するメリットは本番で頭の中が混乱し、メッセージが散らからないようにするためです。長々と話していたけれど、結局何を伝えたかったんだ?と思われては最悪です。それではただみんなの時間が消えてしまっただけですからね。
原稿を自分で作り込むことでスピーチの質がブラッシュアップできるだけでなく、書いているうちに勝手にその内容が頭に入ってきますし、原稿を作り込んでいるうちにスピーチに対する気持ちも入ってきます。だから原稿は自分の頭の中を整理するという意味でも書きましょう。整理されていないメッセージは独りよがりで伝わりにくいこと、この上無しです。

また、メッセージというのはわたしたち自身が伝えたいことというだけではなく、聴衆の人たちが聞きたいことに対応していなければ意味がありません。たとえば、医学発表会で「○○医院長おすすめ!意外と癖のなかったエスニック料理」という紹介スピーチをしてしまっては、会場全体が爆発してしまいます。ですから聴衆がスピーカーに何を求めているか、それをリサーチし知った上でメインメーッセージを決めなくてはいけないのです。

こんな感じで話すと長くなってしまうくらい良い本だったのでわたし的にはかなりおすすめの一冊です。
本書を読んでいて個人的に気に入った箇所は、「伝説に残るような有名人のスピーチであっても、細かな内容までは人は覚えていないもの」というようなニュアンスが書かれた部分です。ハリーポッターの作者であるJ K ローリング氏が言っていましたが、言い方は上記のものとはぜんぜん違うので、そういう意味でもぜひ一読して見るといいかもしれません。

人生もスピーチも、それがどれだけ長いかではなく、それがどれだけ人の心を動かせるか、ということが大切なんですね。最後に良いこと言っときました。



今回のお話、みなさんはどう思いましたか?
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