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人権無視?アイドルの結婚発表になぜみんな狂った様に怒るのか。分析してみた

今回のAKB騒動を思考の整理という意味も込めて、まとめてみました。意見や感想がいただけたら嬉しいです。僕が勘違いしていたり間違っている可能性もあるので情報をもらえると助かります。

最初に簡単に流れを書きます。

「結婚発表したアイドルはなぜ怒られるのか?」

1、やってはいけないことをやってしまったから。

2、やってはいけないこととは、恋愛である。

3、なぜ恋愛をしてはいけないのかというと恋愛禁止というルールだからでる。(※ただし秋元康はそんなことは言ってないと公言しているし、彼自身もアイドルと恋愛した末に結婚している)

4、なぜ恋愛禁止というルールがあるのか。恋愛をするとアイドルの仕事を全うできないからである。

5、アイドルの仕事とは疑似恋愛、つまりファンの人に恋仲である感覚を持たせることである。(ただしこれは仕事のすべてではなく一部、あるいはできるかぎり尽くすべき基本である)

6、恋愛をしている相手にいきなり「結婚するんだ」と言われたら普通は動揺するし怒りもする。

7、なので、アイドルが本物の恋愛を公表してはいけない。(影でこっそりやっていて公表しなければ、多くの人はオーケーとみなす)

8、更に言えば、結婚・恋愛発表することでアイドル、特に48グループでの活動ができなくなるので、その場所での活躍を願って投票していたファンは憤りを覚える。

9、発表のタイミングと場所が悪かった。総選挙(という名の株主総会)の空気をぶち壊したために怒られた。
問題は以上だと思うのですが、ここから僕の持論を展開していきます(他に問題があれば報告してください)。

まず、2、「恋愛を禁止すること」について。

恋愛を禁止することに妥当性はあるのか。たしかに恋愛を禁止し、それに関する報道も禁止することで生々しい失恋感を味わうことなくファンはお金を貢ぎ続けてくれる。だから営業成績を第一に考えるプロとしては恋愛を禁止し、それに背く人たちに不快感を表すことはファンという顧客を喜ばせて顧客満足度を上げるためのサービスの一環である。

たしかにそうでしょう。ただここで僕が言いたいのは、顧客満足度を上げるためなら何をしてもいいのか、営業成績を上げるためなら何をしてもいいのかということである。

恋愛禁止を会社員の例に置き換えると、会社に勤める人はお昼の休憩・昼食時間を設けるのは仕事の効率を下げるので点滴をしながらずーっと仕事をする方が望ましい、と言っているのと同じである。あるいは同じように恋愛禁止で例えてもいい。恋愛をすると休日にデートもするし残業もしなくなるから社員は恋愛禁止と言っているのと同じである。これは明らかに法律違反である。

そのため、まず恋愛禁止という事項自体が法律違反、また憲法違反であり、社会から糾弾されるべきルールである。これを糾弾せずにルールの存在を認める人は誰であろうとクソである。それは法律を犯しているからという合理的な理由によるものだけではなく、他者の幸せと人生そのものを犯しているからである。

次に5、6、7、8、「アイドルは疑似恋愛という仕事なのでそこからはみ出る行為をしてはいけない」について。

恋愛やプライベートな一面を隠すのはアイドルの仕事の一部なのだから叱られて当然である。まぁたしかに中にはこれに怒る人もいるかもしれない。例えば飲食店に入って注文した料理がクソまずかったら不快になるだろう。あるいは映画館に行ってクソつまらん映画を見せられたら時間を無駄にしたと感じてガッカリするだろう。

さて、だったらなんだと言うのだろう?

料理に関しては味を決めるのは作り手の勝手である。映画に関してもコンテンツの内容を決めるのは作り手の勝手である。もちろん、例えば衛生面の悪い食事を給仕したり、サビリミナル効果のある映像を見せるのは法律違反なので罰せられるべきことだし訴えてもいいだろう。

しかし、今回のアイドル恋愛禁止問題において議論の的はそこではない。

飲食店においても映画館においても、ただ単に出されたものがあなたの好みや趣味に合わなかった。それだけのことである。だったら次からきちんとリサーチしろやボケで済む話である。嫌なら行かなければいい、それだけのことである。

しかし、アイドルの結婚発表問題の場合はこれと違って、明らかに法律に違反している上に倫理にも反しているのである。にも関わらず、声だかに怒りを表明し彼女の行為を糾弾する人がいるのである。

これはなかなか気持ちが悪い現象だなと思います。もしかしたらそこには一時のオウム真理教のような狂信性が存在しているのではないかと疑います。

9、「発表のタイミングと場所が悪かった」について。

まぁこれはそうかもしれない。準備ができていないときに重大発表されると僕らは焦ってしまうこともあります。けれど、やっぱり法律違反っていう大きな問題の前には、これは個人の自由としか言いようがないレベルの問題ですよね。たしかに世の中には適切な言葉やタイミングというのはあるけれど、それよりも優先されるべき最も基本的なこととして、どこで何を言おうとそれは個人の自由なんですよね。少なくともこの国では。

そして最後に何より僕が言いたいのは、人が人を好きになって幸せになって結婚という覚悟を決めて、みんな非難されるかもしれないと感じてブルブルと震えながらも目の前で一生懸命になって伝えようとしているのに、「おめでとう」のひとつも言えないなんて、人としてクソだなってことです。ましてや一緒に戦ってきたり、応援してきた仲間、好きな人の幸せです。祝うことはあっても叩くことはおかしいですよね。

まぁにわかには信じられませんが、芸能人なんてそんなもんなのかもしれませんね。有吉さんも言っていたけれど、芸能界という異常な世界観の中で生き残っている人たちはそれなりに性格が歪んでいる可能性があるということです。

そして今回一番はっきりとしたのは、医療技術によって顔の形は整えることができても、人の心までは整えることができないんだってことですよね。

ちなみに僕は今回の騒動で結婚発表した彼女に好感を持てました。

ほな、またね〜^^