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学習の心理学 やってみなければわからないでしょうが

学習の心理学ドーパミン

こんちゃ!ちょっぺ〜です。今回は学習の心理学、ドーパミン編の第二弾。課題のレベル合わせについて話していこうと思います!
→学習の心理学 ドーパミン編の第一弾 「苦手が好きに変わるベタ褒め戦術」はコチラ。

今回のテーマである課題のレベル合わせというのは、たとえば「何かを学ぼうと思って本を買うときにどんな本を選んだら良いのか」といったことだったり「目標を決めるときに何を参考にしたら良いのか」といったことです。

まぁタイトルを見ればネタバレなんですけれど、目標だったり課題のレベルを設定する基準はやってみなければ、どうなるかは正確にはわからないことです!


ドーパミンというのは繰り返し練習することで新たな神経回路がつくられ、分泌されると前回の学習の心理学で説明しました
たしかに初期の状態では「やりたくないこと」でもやり続ければ頭が慣れてきて集中できるようになります。

しかし!それも「途中までは」です。

つまり最初の頃は一生懸命作業をやり続けて神経回路を接続し、ドーパミンが分泌されるようになったことで作業に没頭したり興味がわいてきて好きになれるのですが、これが完全に慣れてきてしまうと、今度はわたしたちの脳みそはその作業に飽きてきてしまうのです。

この「飽き」、カップルでいうところの「倦怠期」のようなものを防ぐためには、そのメカニズムを知っておくことが役立ちます。飽きてしまう原因さえ知っておけば事前に対応できますからね。

わたしたちが飽きるのはどんなときか、少し想像して考えてみるとわかると思うのですが、ある課題に対しての「答え」が完全にわかりきってしまっているときです。

たとえば、大人になったわたしたちがもう一度数学の勉強をしようと思ったとします。
そのときに、
1+1=の問題を解いたり1+2=の問題を順番に解いていこうとはしませんし、そんなことしたら絶対に勉強が嫌になるはずです。

また逆に、
宇宙物理学の方程式だとか、四次元空間の歪みがどうたらかんたらだとか、ノーベル賞級の問題を解こうとしても手も足も出ずにこれまた勉強が嫌になります。

つまり、わたしたちが何かを学習するときには、わたしたちそれぞれが現在持っている能力に合わせて最適化されたレベルの課題が必要であるということです。
簡単に言うと、易しすぎずに難しすぎない課題ということですね。

そこで一番近い過去の自分がこなしてきた課題のレベルを基準にして、少しずつ難しくしていきます。
たとえば、制限時間を設けてみる、課題の量を増やす、未知の分野に挑戦する、といったように自分でコントロールできる物事の範囲の中で難易度を上げていきます。
そうしてできるかどうか自分でもわからないことに全力でぶつかって課題と対峙することで脳内ホルモンがぶわっと出てきて、わたしたちは集中できるのです。
このときに苦労をすればするほど課題をこなしたときの喜びも比例して大きくなります。

この「苦しければ苦しいほど楽しい」という感覚を覚えることができれば成長するのが楽しくなって、わたしたちは自分からどんどん成長していきます。

そして多くの場合、自分できるかどうかわからない難しさのレベルの課題を見つけられるのは自分だけです。
もちろん、スポーツ選手のようにコーチやトレーナーがあなたの課題を設定したり最適なレベルを見つけてくれることもあります。しかしそれはごく限られた課題であり、いつも彼らがあなたのそばにいるわけではありません。
そのために人は自分自身で自分のレベルに合わせた最適な課題を設定できなければ成長が止まってしまいます。

学習の心理学においては、まず第一にその作業に慣れること。次に慣れてきたら作業の内容を難しくしていくこと。そして新しく自分で自分の課題を見つけていくことが大切です。

それでも、もし自分の設定した課題に精神的にくじけそうになったら、
「無理かもしれないけれど、やってみなければわからないだろうが!」
と心の中で叫んでやれば良いのです。
そんな感じでみんなファイティン!

今回のお話、みなさんはどう思いましたか?